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いつもはしないようなことをすれば、制限が外れて生まれ変われる

1月は、なんだか自分と深く向き合いたくなり、そのうち過去から無意識に引きずってきたネガティブな感情にも時折苦しめられるようになってきたので、セラピーなどには絶対頼らないと決めていたのだけれど、思い切って「インナーチャイルドセラピー」を受けてみることにした。

そうしてある日、先生に、実家の家族一人一人との関係性や、起こった出来事を色々聞かれて、noteには書けないようなこともすべて洗いざらい話した後、静かにセラピーが始まった。

その最中、子供時代に感じていたやるせない思いが突然、完全に蘇り、その当時の自分にすっかりと戻った私は、自分でもびっくりする位大粒の涙をただひたすら流し続け、涙で顔が完全に覆われてしまい、途中先生に話しかけられても、まともに言葉を返すことができなかった。

ただひたすら泣き続けたセラピーになった。

けれど、終わった後、すごくニュートラルな自分に戻った感覚があった。悲しみも喜びも、本当は同じもので、そこには「感動」という心が大きく動かされる体験があるだけだったんだなあと感じた。

そのセラピー体験のすぐ後、職場のある女性が、実はとてもスピリチュアルな方だったと知り、色々とお話ししていく中で、彼女は「曼荼羅」というものを点描という手法で書いていると仰った。

そこで私は、素人ながらもその方の生まれた瞬間のホロスコープを読んで、今後の仕事に関して少しだけれどアドバイスをして差し上げた。

すると彼女は、そのお礼にと、私に曼荼羅を描いてプレゼントすると言ってくれた。

その瞬間、びっくりして嬉しさと感謝でいっぱいになった。

そして、その次の日、元ホストをしていたという職場の20代の男の子に、
「これまで色々やらかしてしまったけど、これからはまともに生きていきたい。」

と、突如相談された。じゃあ、まずは職場近くの神社でお昼休みにお参りをしましょうと、私は提案した。

神社に着くと、彼はお参りの仕方が分からないと言うので、やり方を教えていて、ふと前方を見たら、その日は大安だったからか、結婚式が行われていた。

「いいもの見ちゃったねー!」

と、私が子供のように喜んだら、彼が、冗談と思うけれど「結婚しよう」と言ってきた。

ありえないので笑いながら歩いていたら、「俺が社長になったら、結婚してくれる?」

「そうだね、社長になったらね。」

と冗談を返しつつ、若い子って、なんて心が柔軟なんだろうと関心してしまった。もう明日になれば、そんなこと言ったことも忘れてるんだと思うけれど、頭でさんざん色々考えてから行動する自分にはない発想だから、変な話だけど、すごく心が洗われた。

その日は家に帰った後、宇宙の色々な神さまとチャネリングをしてメッセージを下ろす人の動画に出会い、私は一体何のために地球に生まれてきたのだろう、なんてことを考えていた

けれど 今回の彼との一件で、

「何でもあり」

という結論に達した。

この後、彼とはさらに休日に神社巡りデートをしたのだけれど、年代が全く違うのに話が合って、ただ純粋に一緒にいて楽しいので、頭で考えるより、世間の常識より、「感覚」を大事に生きていくという時代に入ったなあと感じた。

そしてさらに彼がポツリと言ったことは、これまでホストという仕事柄、人から物をもらったり、奢ってもらうことに慣れ過ぎていて、人に何かをしてあげたことが全くなかった、ということ。

そんな彼が、何と神社でクレープを奢ってくれた。クリームプリュレが乗っかった珍しいクレープだった。私は甘いものが大好きなので大喜びして、大の大人2人が美味しそうにほおばった。

いいお友達ができたわと思いつつ、ただ最近は連絡がないので、もうすっかり私のことは忘れているのだろうなと(笑)思うけれど、
この軽やかさがいいなーと、「何でもあり」の人生を楽しんでいけそうな気がしてきた。元ホストという明らかにチャラい雰囲気をまとった彼とデートという普段の私ならありえない行動を起こしたことで、全く新しい価値観の風が、かじかんだ魂をそっと柔らかくして心地良く通り抜けていった。

彼の素朴で優しい面も見ることができて、予想もしなかった楽しいパラレルワールドに移行できた。

そんなわけで、これまでの価値観をとにかくすべて壊してしまって、人生に新しい風を入れていくため、今まででは思いつかなかったような行動を起こしていこうと決心した。

そして間をおかずに、今度は高校時代の友達から久しぶりに連絡がきて、ランチすることになった。

私たちの共通点は、「音楽が好き」という点で、友達の家についた途端、最近はどんな曲が好きかと話し合い、二人でハモリ始めた。友達はピアノ、私はドラムをやるので、二人でいつかセッションしようということになり、試しに友達が歌い出すと、私はキッチンにあった菜箸でリズムをとり、気づいたらセッションごっこが始まり、あっという間に時間が過ぎた。

だんだんと、古い考えや、制限の感情に縛られなくなっていった。インナーチャイルドのセッションを受けたのも良かったのかもしれない。あれから現実が勝手に「能天気」なものに変わりはじめた。

多分気分が完全に解放されたからだと思う。私の中にある本来のO型特有の「なんとかなるさ思考」が目覚め始めた。

目の前の現実は、ただ自分の心を映し出しているだけだから、「なんか分からないけど、楽しいことが起こりそう」とワクワクしながら潜在意識を切り替え、現実を変えようとは思わず、心を整えることをはじめた。

そうしたら、私の今の願いは、高齢のチワワと出来るだけ家で長く一緒にいたいということ、と気づいた。

するとふと、いつか在宅でチワワを膝に乗せながらタロット占い師をやれたらいいなと浮かんだ。今までは、占いは好きだけど仕事にしてはいけないという、理由のない制限を自分にかけていた。けれど教員時代、放課後によく生徒たちや先生に頼まれて占っていたのを思い出した。(バレないようにこっそり‥)

そしておかしなことに、そのときが一番みんなに感謝されて心が満たされたことも思い出した。

占いは、未来を当てるものではなく、未来を自分の力で良くするためのセラピーだと私は思っている。

そのために必要な気づきを、タロットが示すその人の潜在意識から紐解き、魂が望んでいる意識の上昇に目覚め、自分らしい人生を創造するための意識改革を相談者の方自らに起こしてほしいと願う。

そんな思いを持ちつつ、ある求人に応募して、今度占いの模擬試験を受けることになった。

どれだけの人に光を見出してもらえるか分からないけれど、そのときの自分の姿を想像すると、静かに満たされる。

占いというセラピーを通しての私の願いは、世の中の人たちみんなが、まずは自分を一番大切にしてほしいということ。自分の中にある小さな宇宙の中には、たくさんの愛すべき人や動物たちが存在している。自分が、自分の中にある宇宙を幸せな気分で満たすことで、その中にいる人、動物たちも幸せになっていく。
なぜなら、私たちの目の前の現実は、私たちの意識が生み出した、愛という小さな宇宙だから。

そして生まれた愛は、静かに広がっていく。波のように一人一人に伝わっていくと、一人一人が本当の自分に目覚めて生きられるようになる、と信じている。

現実という「外側」で、何かを手に入れよう!とするのではなく、自分という「内側」で、

「魂が望む美しい心の在り方」

を目指して、軽やかに意識を上昇させていく。

そのために、私たちは生まれてきた。

だから、その過程においては何でもあり。

ただ「心を整える」ために、生きる。

その過程で、すべての人、生命体と繋がり合う。自分にも、周囲にも、同じ量の優しい光をふりかける。

温かく、平和な世界を創るには、人と比べ、争う意識にフォーカスした「分離」の感情を持たず、自分の「内側の素晴らしさ」を信頼して、人との境目を作らないといった「意識の上昇」を目指していく

人より特別優れた自分にならなくても、尊敬されるようなことを成し遂げられなくても、自分という軸をしっかりと持って、

「心の中」をただ光で満たすために、

もう必要のなくなった制限はすべてはずし、

これからの新しい時代は、

毎日、自分自身から軽やかな光を溢れるくらい放ち、周囲の人たちと温かく繋がって、自分という宇宙に愛の磁場を広げていくという目標を

楽しんでいこうと

決めている














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