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こんなにも 世界は美しかった

先日、眠りにつく前にある方のブログをふと拝見していたら、急に魂が惹かれる感覚がしたので、眠気と戦いながら過去の記事も読ませていただいていた。

すると、まさに「あ、これは!」

とテンションが一気に上がる内容に出会った。

それと同時に、とてもビックリしたことが、

目の前で起きた。

部屋の中で10年以上もの間、ただの「飾り物」と化していた古い華奢な「オルゴール」が

静まりかえった部屋の中

ジーという音を立てながら 回りながら 

突然、鳴り響いた‥ ので

とてもとても、びっくりして、こんなことって実際起こるんだって思った。

時間にして3〜4秒くらいだったと思う。

私の気分が一気に上がったことで波動も上がったから、その波動の振動幅の変化がオルゴールにまで伝わって鳴ったのかなあ、と思いながら、世界はつくづく自分自身が放つ振動数が生み出しているのだなあと、ちょっとびっくりしたけど改めて納得してしまった。

一歩間違えたら「怪奇現象」と呼ばれる体験だったと思う‥

また最近の私は、なぜかとても元気になってきて、家の中にいるときは、ほぼ歌いながら歩いているので、その私の波動の変化にまたびっくりしたのか、今度は変えたばかりのリビングの蛍光灯も、

突然、壊れたようにチカチカすることが多くなった‥

でも、

夜もふけてきて、私が眠くなると全くチカチカしなくなるのは、

なぜだろう

色々考えてみるのだけれど、おそらくインナーチャイルドセラピーを受けてから根本的に自分の心が変わったからかなあと思う。私にとっては必要だったみたい。

毎日心が軽いというか、朝起きて、近所をゆっくりお散歩していると、いつもの街が輝いて見えて、生きていること自体が感謝だなあと心から感じられるようになったので

「今日も幸せ!」

と連呼しながら一人で歩いている。短期の派遣のお仕事が終わったばかりで、無職なのだけれど‥(笑)

気がつけば、母が習慣にしている朝散歩を真似て、毎日母と同じ空を見上げて歩いていることに、やっぱり親子なんだなあ‥と感じる。

私には母との確執があって、母を好きになれない時期もあったけれど、気持ちが軽くなった今は、義務感からではなく自然と実家にも帰れるようになった。

その日も大好きなマドレーヌをお土産に持って、チワワを連れて母に会いに行った。

私はいつの間にか、母を変えようとするのではなく、「今の幸せな気分」を母にもお裾分けしたくて会いに行っていた。

実家に着くと、母はストーブの上で煮物を温めるため、台所で大根を切っていた。

そして、突然目の前に現れたチワワを見るなり、泣きそうな顔になって大喜びし、チワワを抱き上げて「チュー」をしまくっていた。

チワワは毎度のことだけれど、嬉しさと困惑の表情でひたすら戸惑っていた‥

実家で飼っていた柴犬が去年亡くなったので余計に可愛く見えるみたいで、もうすぐ13歳になる2つの病気を抱えたチワワをずっと離さず抱っこしながら、母は語り始めた。

それは、お散歩中に出会ったおじいさんのことだった。

以前の記事にも書いたけれど、おじいさんとは突然のお別れが来て、その後全く会えていない。

けれど、母は会うたびにずっと、おじいさんへの感謝の気持ちを言葉にしている。

「おじいさんと出会ったおかげで、こんなにも今元気にがんばれている」

といった感じの内容を、ただひたすら話している

「大好き!」

すぎる感情が伝わってきて、とても切なくなった

人は、いくつになっても恋をするのだなあと、感慨深くなった。一ヶ月半という短い間の恋だったけれど、母の73年の人生の中でトップ1の出来事だったみたい

「信じていたらまた会えるよ」

と私は言った。「想い」という波動が現実を動かすのだから、きっとそうなる。

その日はずっと、母の波動から

永遠に消えることのない灯り

を感じていた。

母の魂に根付いた灯りは、今も母の人生の道標となって、母の心を照らしてくれている。

そのことが、泣きたいくらい嬉しいのは、小さい頃から父に苦しめられてきた母の幸せを願って、願って、母を見上げて、母の愛に手を伸ばそうと

必死に生きてきた自分を、

やっと卒業できたからなのかなあと、思う。


以前オンラインで受けた

「インナーチャイルドセラピー」が終わった後、涙で顔がぐちゃぐちゃになってしまった私に向かって先生は、

「今の気持ちはどうですか?」

と聞いてきた。

私は、泣きながら声にならないかすれた小さな声で‥

「お母さんと、お父さんを‥幸せに‥して‥あげたい‥です」

と、答えていた

すると先生が、

「あんなに苦しくて辛い思いをさせられてきたのに、みなさん、やはり、そう言われるんですよね‥」

と優しく言われた。

本当に両親とは、子供にとってかけがえのない存在で、どんなに辛い思いをさせられても、心の深い深い奥底では幸せでいてほしいと、みな強く願っている

私にとって、73歳の母の

「心から幸せそうな 満ち足りた顔」が

人生の中で見られたことは、奇跡だった

母の心を、闇から光へ導いてくれた

おじいさん、本当にありがとう

母はいつも、出会えたことを喜んでいます

だから

そばにいる私までも 

幸せな波動で過ごせています

「愛」という波動はもともと

みんな深いところで 一つで繋がっているから

永遠にどこまでも 広がっていきます

私は 両親問題を抱えて生まれて

父と母に、長年苦しみながら向き合い 

より深い愛を体験したことで

誰かの幸せを願うことが

自分の幸せだと 分かりました

それが

ありのままの自分でした


だからただ

わたしが わたしでいるだけで

魂が喜んでくれるので


見上げたら

こんなにも

世界は 美しかったのです










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