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洗濯しても臭うタオルの理由

洗濯しても臭うタオルについて

タオルのイヤな臭いの原因となっている主な細菌は「モラクセラ菌」と呼ばれる細菌です。 モラクセラ菌は60℃以上のお湯につければ、20分程度で死滅します。 火を止めて冷ました後、通常の洗濯を行います。 洗面器などに沸かしたお湯を入れて、タオルをつけておきます。

お湯が冷めないように途中で差し湯をして、60度以上をキープしてください。 このとき、熱湯を直接かけると生地を痛める恐れがあるので気をつけましょう。

モラクセラ菌そのものに臭いはなく、水分を得て繁殖する際に排出するフンのような物質が、一般的に「生乾き臭」と呼ばれる臭いを放ちます

濡れたタオルが臭う理由

汗をかいたり水に濡れるとタオルから嫌なニオイが漂うのは、残った雑菌に、水分・栄養(皮脂汚れ)が加わり、再繁殖を始めるからです。 ニオイを防ぐためには、洗濯で菌を減らす(残さない)ことが大切です。

タオルの寿命は約1年

しかし、使い込んでいくうちにごわつきやニオイが気になってくると思います。 タオルは、洗濯回数が30~40回くらいを超えたころを目安とし、一般的には約1年で寿命が来ると言われています。 その寿命は使用する洗濯機の種類や選択頻度によっても大きく変わってきます。

何かニオイの強いものを拭きとったり、生乾きの臭いがしみついてタオルが臭いなと感じたら捨てどきです。 ニオイが取れない場合は、目に見えなくてもカビが繁殖している可能性もあります。 せっかくきれいに洗った手や体を拭くときに、タオルから嫌な臭いがしたら不快ですし不衛生です。

タオルの雑菌臭を落とす洗剤について

酸素系漂白剤 である「ワイドハイター」は効果が期待できるおすすめ洗剤です。 酸素系漂白剤は、水に溶けると活性酸素を出します。 その 活性酸素の酸化力でニオイの元となる雑菌を消毒 してくれるのです。 ワイドハイターには、液体タイプと粉末タイプがありますが雑菌を落とすためには 粉末タイプ のものがオススメです。

洗濯物が雑巾のような生乾き臭や汗の臭いが残っている場合、その原因は菌かもしれません。 「モラクセラ菌」という細菌の増殖が原因で、洗濯物が臭っている可能性があります。 モラクセラ菌は、洗濯物に付いている皮脂やたんぱく質が大好物です。



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