餃子の焼き方効果
焼き方について
水を入れるとフライパンの温度が急激に下がってしまい、ベチャっとした仕上がりになりがちです。 お湯を使うことで温度を下げずに蒸し焼きにできるので、ふっくらと仕上がります。 お湯は焼き始める前に準備しておいてください。 餃子の大きさや個数によっても変わりますが、お湯の量は餃子の高さの1/3ほどが目安です。
熱湯について
「焼き餃子」は、パリッとした皮に仕上げるために、「熱湯」で練ることによってグルテン発酵を抑えます。
べちゃべちゃになる原因について
餃子がべちゃべちゃになってしまう原因
具材の水切りがしっかりできていないと、時間が経つにつれて、野菜から出てきた水分を皮が吸い、べちゃっとなってしまいます。 また、蒸し焼きにするときの水分量が多かったり、火力不足も原因として考えられます。 加える水分量は、焼く個数や皮の厚み、具の火の通り具合によっても異なります。
焼くコツについて
「餃子をカリッと焼く」5つのコツ
【コツ1】一度にたくさん焼かず、すき間を空けて並べる
【コツ2】餃子を並べたら軽くフライパンに押し付ける。
【コツ3】水ではなく「湯」を加えて蒸し焼きに。
【コツ4】パチパチ音がしたら、ふたを外して水気をしっかり飛ばす
【コツ5】焼き目をつけるのは最後!
くっつかない焼き方について
フライパンにくっつかない技は?
一度でたくさんの餃子を焼くのではなく、餃子同士を離して焼きます。 一回で焼く餃子の量はフライパンの7割程度に抑えましょう。 水を入れるとフライパンの温度が下がり、皮がブヨブヨになってフライパンにくっつきやすくなります。
油について
ごま油を使えば香りがよくなりますし、サラダ油や米油を使うと軽めに仕上がります。 残った水分と油が喧嘩をして油がはねるのでもう一度フタをします。 強火のまま油が餃子の下にまんべんなく回るように、フライパンを揺らします。
温度について
餃子を焼くときは、最低でも200℃以上の高温に設定しましょう。 一般的にホットプレートの最高温度は230~250℃とされています。
焼けた合図について
火を止めてフライパンを回す(揺らす)
水分が無くなってきたら焼き上がりの合図です。 音がしなくなってきます。
失敗について
餃子を焼くときに多い失敗が、「皮が破けて中身が出てしまった…」 「フライパンにくっついて焦げ付ついてしまった…」などではないでしょうか。 その原因は、皮の小麦粉に含まれるたんぱく質によるもの。 このたんぱく質は水分とくっつくと、グルテンという成分に変わります。