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$運 安田隆夫


$解説
私は「運任せ」という言葉が嫌いだ。自らの運をコントロールし、人生を切り拓け。
生涯をかけて学んだ、人生とビジネスにおける「勝利の法則」を惜しみなく伝授する!

●「はじめに」より

今でも私は自分の身の上話をすると、多くの人から、「安田さんは本当に運が強いですね」などとよく言われる。だが、私自身は特別に運が強いわけではない。災難を招いた「不運」を、「幸運」に変える力が強いのだ。
私は、人によって運の総量そのものに大差はないと考えている。現実を見れば、明らかに運のいい人とそうでない人はいるだろう。しかし、それは与えられた運をどう使ったかという違いに過ぎない。すなわち、運のいい人とは「運を使い切れる人」であり、運の悪い人は「運を使い切れない人」あるいは「使いこなせない人」だと言える。
詳しくは本文で説明するが、運を良くする行為、悪くする行為は必ずある。例えば、不運の時の悪あがき(第二章)や、他罰的な言動(第四章)は、運を著しく落とす要因となる。
つまり、運は自分自身でコントロール可能なものなのだ。

●本書の主なポイント

●幸運が巡ってきたら、その運を最大化することに全力を注げ
●逆に不運が巡ってきたら、ひたすら耐えて守りに徹すること
●リスクをとらないのが一番のリスク
●「楽観論者」であることが勝利と成功への近道である
●他人との関係が、自らの運を大きく左右する
●相手の気持ちを推し量れない「他罰的」な人たちは運を落とす
●「主語の転換」とは「相手の立場になって考え、行動する」こと
●「私の成功」ではなく「私たちの成功」を目指す
●人を動かすには「指示と命令」ではなく「感謝とお願い」
●仕事を「ワーク(労働)」ではなく「ゲーム(競争)」として楽しむ
●独裁は組織を衰退・滅亡へと誘う
●自分のことだけを考えてはいけない。エゴを捨てた瞬間に「圧勝」は加速する



$読者レビューより引用・編集
書籍はとても読みやすく、またすべてのビジネスマンへおすすめしたい。運というとどうしても、運命的な感覚がある。要は、良いこと悪いこと問わず、運のせいできてしまう。しかし、この本はそういった類のものではなく、不安を避け、如何に幸運を呼び込み、そしてその運を活用していくか、論理的に事細かく書かれている経営本。運のイメージが変わる一冊でおすすめの本。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2024/6/20)

  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/6/20

  • 言語 ‏ : ‎ 日本語

  • 新書 ‏ : ‎ 256ページ

  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4166614584

  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4166614585

  • 寸法 ‏ : ‎ 1.25 x 10.8 x 17.3 cm


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安田 隆夫

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