なるようになる。-僕はこんなふうに生きてきた (単行本) 単行本


なるなるようになる。-僕はこんなふうに生きてきた (単行本)
単行本 
養老 孟司 (著)

$解説
人生は、なるようになる――これがひとまずの結論です。幼少期の最初の記憶から、虫と猫とバカの壁と出会った八六年を語りつくす。読売新聞の好評連載「時代の証言者」(聞き手・鵜飼哲夫)を大幅加筆、「五〇の質問」を増補。養老先生はじめての自伝。

目次
Ⅰ 幼年時代と戦争
Ⅱ 昆虫少年、医学部へ
Ⅲ 解剖学者の奮闘
Ⅳ 『バカの壁』と〈まる〉との出会い
養老先生への五〇の質問
――朝起きて最初に何をやりますか/最後の晩餐で食べたいものは/自分をバカだなと思うことはありますか/いろいろな発言をされると誤解されることが多くて困りませんか/大人になるってどういうことですか/死についてどう思いますか……など

$読者レビューより引用・編集
「バカの壁」や「脳化社会」といった養老さんの独創的な考え方の原点が、ご自身が語られる人生の軌跡と密接につながっていることがよくわかった。子供の頃から無類の虫好きであることや、解剖学者として死体と向き合ったエピソードなど、いろいろ考えさせられながらも面白く、また養老さん個人の回想ですが、空襲や教科書の墨塗り、大学紛争、オウム事件など、それぞれの時代を象徴する出来事とも重なっているので、より共感できます。人と自然の関わりを「しつこく」考え続けてきた養老さんがたどり着いた「なるようになる」というメッセージ、肩の力が抜けてふっと楽になった!



人生は、なるようになる――これがひとまずの僕の結論です。記憶のはじまりだった父の死、敗戦と衝撃だった教科書墨塗体験、虫採りに夢中だった少年時代、医学部進学と解剖学への道、大学紛争と葛藤、同じ年にやってきたと愛猫と平成のベストセラー、いま一番気になる問題……。養老先生はじめての自伝。

商品の説明

著者について

養老孟司
一九三七年鎌倉市生まれ。東京大学医学部を卒業後、解剖学教室に入る。東京大学大学院医学系研究科基礎医学専攻博士課程を修了。九五年東京大学医学部教授を退官。九六年から二〇〇三年まで北里大学教授。東京大学名誉教授。八九年『からだの見方』でサントリー学芸賞、二〇〇三年『バカの壁』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。ほかに『形を読む』『唯脳論』『身体の文学史』『人間科学』『養老孟司の大言論Ⅰ~Ⅲ』など著書多数。

鵜飼哲夫
1959年生まれ。読売新聞東京本社編集委員。中央大学卒。83年読売新聞社に入社。91年から文化部記者として文芸、読書面を担当。著書に『芥川賞の謎を解く――全選評完全読破』『三つの空白 太宰治の誕生』など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2023/11/20)

  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/11/20

  • 言語 ‏ : ‎ 日本語

  • 単行本 ‏ : ‎ 208ページ

  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4120057127

  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4120057120

  • 寸法 ‏ : ‎ 2.5 x 13.1 x 19.1 cm

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

フォロー

養老 孟司

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?