見出し画像

$わが投資術 市場は誰に微笑むか 単行本 清原 達郎 (著)

$わが投資術 市場は誰に微笑むか
単行本
清原 達郎 (著)


$解説
■発売前から話題沸騰 4刷8万部突破!
個人資産800億円超。長者番付1位となった伝説のサラリーマン投資家・清原達郎。
咽頭がんで声帯を失い、引退を決めたいま、全人生で得た株式投資のノウハウを明かす
■新NISA完全対応! すべての投資家のバイブル誕生
私には後継者がいない。ならばすべてのノウハウを全部世の中に「ぶちまけてしまえ」という気持ちになった。今や株式市場は「個人が自由に儲けることができる市場」です。2024年からは新NISAも始まりました。「やらなきゃ絶対損」という個人にとっては夢のような制度です。(本書より)
■株式投資に才能など存在しない。「自分の失敗からどれだけ学んだか」だけだ。

《目次》
■第1章 市場はあなたを見捨てない
間違っても損をするとは限らない 正しかったら儲かるとは限らない/投資のアイデア=株価に織り込まれていないアイデア/すべての情報にはバイアスがかかっている/情報収集に金をかける必要はなし/投資家は相場に勝てるのか/パッシブ運用vs.アクティブ運用 ほか
■第2章 ヘッジファンドへの長い道のり
野村證券入社──抱いた「強烈な違和感」/損をする個人投資家のパターン/北尾吉孝氏に救われる/軍曹/「腐れ玉」の行方/「ロング・ショート運用」の夜明け ほか
■第3章 「割安小型成長株」の破壊力
実は役に立たない「PBR」/キャッシュニュートラルPERの問題点/「1段階モデル」は低PER株に有効/金利が上がると、高PER株は不利?/「イメージの悪い業界」こそチャンス/バリュエーションの梯子を上る/資金100万円で「割安小型成長株」投資/「成長株投資」と「バリュー投資」の違い/マザーズ(グロース)は「最悪の市場」/「トレンドフォロワー」と「コントラリアン」 ほか
■第4章 地獄の沙汰は持株次第─25年間の軌跡
K1ファンドの運用スタイルの変遷/ファンドのパフォーマンス ほか
■第5章 REIT─落ちてくるナイフを2度つかむ
まさかのIPO「20億円分」当選/リーマンショックとREIT暴落
■第6章 実践のハイライト─ロング
■第7章 実践のハイライト─ショート・ペアートレード
個人投資家には個別銘柄のショートは勧められない/ショートの分散投資はおろかな行為/日経225指数の闇/ようやくわかったショートの勝ち方 ほか
■第8章 やってはいけない投資
ESG投資はナンセンス/未公開株は決して買ってはいけない ほか
■第9章これからの日本株市場
10年以内に起きる破滅的リスク/今後の日本株を取り巻く環境「8」の予想/縮小を続ける内需/日本株ショーテッジ時代の到来 ほか

$読者レビューより引用・編集
「はじめに」だけでも迫力が違う。若い頃は会社四季報を3日で読んだとか、引退するのはショートで貪欲に儲けていく情熱を失ったからだとか(日本M&Aとレーザーテックの空売りで100億儲けられたのに10億ももうけられなかった」)とか、日本人の運用する日本株のヘッジファンドのハンドルレートは0%で甘すぎるから、引退時に顧客に紹介できるファンドはなかったとか、日本一のファンドマネジャーの株式指南本は迫力ありすぎ。
第二章「ヘッジファンドへの長い道のり」について、著者は具体的な株式投資の手法を読みたいなら飛ばして三章を読めと書いていますが、とんでもない面白さ。
ジョージ・ソロスからの投資の誘いを断った時の話しも面白かった。《ユダヤ人というのは「オプション」が大好きなのですね。何千年の歴史の中で「よからぬことが起きた時のために別のオプションを用意しておく」のが生活習慣になったんでしょうねえ。この点では日本人は真逆です》p.91というはなるほどな、と。
白眉は6章?HSIのTOBを巡る話しのほか、オリンパスの粉飾決算はダダ漏れで有名だったというのに驚き。プレサンスの社長さんは可哀想すぎる…。
いまの金利を前提にすれば、日本株は倍になってもおかしくない(p.261)と書いているほか、清原さんは「日本株はショーテッジ(需要過多)になる」と2回書いていていたのが印象的(解説の伊藤博敏さんも含めると3回)。

商品の説明

著者について

清原 達郎
1981年、東京大学教養学部(国際関係論)卒業。同年、野村證券に入社、海外投資顧問室に配属。スタンフォード大学で経営修士号(MBA)取得後、86年に野村證券NY支店に配属。91年、ゴールドマンサックス東京支店に転職。その後モルガン・スタンレー証券、スパークス投資顧問を経て、98年、タワー投資顧問で基幹ファンド「タワーK1ファンド」をローンチ。2005年に発表された最後の高額所得者名簿(長者番付)で全国トップに躍り出る。23年、「タワーK1ファンド」の運用を終了し、退社。本書ははじめての著書である。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2024/3/1)

  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/3/1

  • 言語 ‏ : ‎ 日本語

  • 単行本 ‏ : ‎ 320ページ

  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4065350352

  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065350355

  • 寸法 ‏ : ‎ 13.2 x 2.4 x 18.9 cm





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?