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未来のためにできること    シニア夫婦の未来再起

「未来のためにできること」
ふーん、NOTEってそんな事とかも募集するんだー。 
NOTE歴浅い私には新鮮だった。
そして、思考を巡らす。
が、しかし、何もでてこない。
思いつかない!
64年も生きてきて、自分に辛辣だ。
過去の投稿を見てみた。
若い人たち、頑張ってる!
すごいなぁ。
シニアはどうだ?
頑張ってるか?
   未来のために出来ること…
私達シニアは無限ではないが、時間はたっぷりある。経験も、実績もある。お金、家族、そこそこ人生のプロセスが詰まっている。
漫然と過ごすのはもったいない!
今、勝ち取ったものを未来にむけて、有意義にそして、充実させなければならない。

何か、みんなに伝えるべきことはないか?
そうだ、最近、意識したことがある!
40年連れ添った夫にもう一度愛情を注ごうと思ったことだ。

40年の間、育児、仕事、夜勤、家事、自分を振り乱しながら頑張って来た。
なのに、夫はなぜ、自分の趣味に没頭できる?ビデオを見て楽しめる?イクメン?ほど遠かった。
不満はどんどん大きくなり、離婚のふた文字が頭をよぎったことも一度や二度ではない。しかし、実家同士の仲がよく、子育てにも協力してくれた。だから、頑張れた、そう思っている。
 そんな私に胆管がんか膵臓癌の疑いが浮上した。何の症状もなく、"何かの間違いやー"と当の本人は冷静に軽く受け止めたが、夫は違った!調べれば調べる程、不安は更新され、食事も喉を通らない。撃沈状態。そんな状態が1週間続き、入院検査を経て、無事、無罪放免。"だから〜、大丈夫だって〜。"
と連絡したら、「これからの生活態度変えます。何でも言うこと聞きます。涙止まりません。お母さんがいなかったら、生きてる意味がありません。」て返って来た。感動した。
2度目のプロポーズだ。

結婚生活は違う価値観をどうすり合わせていくか、だと思っている。
つまり、180度相反しているものをいかに90度付近に落ち着かせるか…。
だが、人間が未熟だと、自己中心性が高いため、私だけ大変と言う思いがどうしても強い。
私も長い間、そうだった。
ついこないだまで。
"癌かもしれない"そんな感情がお互いの大切さを考え、あと先の時間を意識した。夫は、我が子、孫を支えてきた同志だ。あんなことがあったと笑える唯一の存在!残された未来、もうちょっと愛情を注ごうと思う。家族へのお手本とならねば。

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