見出し画像

私の短歌の作り方〜よもやま話も添えて〜

こんにちは。月立耀です。
ひだちあかると読みます。気づけばこんなペンネームで活動していました。この名前の歴史は長いです。

せっかくのnote、何か書き記しておこうと思い、今キーボードを叩いているわけですが・・・。プロレスか短歌か猫くらいしか思い浮かばず、途方に暮れています。12月になったことですし、何か残したいと思った次第。

創作活動歴としてはファインドアウトとかファンロードとかの雑誌が全盛期だった頃の人間なので、まぁ、それなりの年齢、オタク歴ではあります。
年齢はレベル、という言葉が好きです。

特に何にも芽を出さず、ずるずるとオタク、創作活動を続けていました。
そしたらですよ。
短歌。
短歌の魅力にハマり一年が過ぎました。世間では一体どのくらい前からブームになっていたのかはわかりませんが、ホラー短歌、岡本真帆さん、木下龍也さんの歌集との出会い。

そこからもう、沼です。

ま、そんな話は置いといて…タイトルにあるように私の短歌の作り方を、記録として残そうと思います。
需要はないでしょう。自分の成長記録として書きますからね…。

最初に詠んだ短歌

食べかけの弁当箱に残された親の愛情人参一つ

これです。
当初はうたよみんにて投稿していました。初短歌、何か自分の身の回りのことで詠んだのかと思いきや、想像の世界のことで詠んでます。
この時から、想像、フィクション、妄想で短歌を読むことが多かったですね。

想像、妄想、これらが今でも続く作歌のルーツのようです。私の。

自分には子供はいないし、愛情のこもったお弁当を作ったこともありません。でも、もしかしたら、こんな世界線もあったかもな、と思って詠んだのを今思い出しました。

自分の作品の良し悪しは分かりません。でも、誰かの心に残るものが詠めたら…、それだけで励みになります。

さて。妄想だけで詠んだものばかりではありません。自分のこと、家族のことを詠むこともあります。

毛糸玉手元に置いて編もうかな今年は一つ母のための猫

虹の橋を渡った猫と、母について詠みました。これも初期の短歌です。
どうしてでしょう、初期の方がなんとなく素直に詠めている気がする。

作歌の時に使うもの、作り方

前置きが長くなりました。本題です。

使うものはスマホ、言葉辞典など。世間で起きていることや前述の通り、妄想で詠むこともあります。

私の短歌の作り方ですが、パズルみたいに言葉を組み合わせることが多いです。
一つの単語が思いついたら、それに合う言葉を探して組み立てます。感覚的に、直感、勢いが主です。
そして、即詠が多くなりがちです。推敲しなさいと、入門書では書かれていますよね。
それができない…。

言葉辞典で素敵な言葉を見つけ、それを使って詠んでいくスタイルが多いです。気持ちを表す言葉、美しい日本語などですね。
閃いた単語を忘れないように、スマホのメモに残します。
詠む時はうたよみんアプリを使用して、後から三十一文字になるように調整。アプリはまだ消せないです。寂しいから。

一年過ぎたのに、自分では上手くなってる感じはないです。自分が成長してるのって、わかるもんなのでしょうか?はて?

今、ありがたいことに、X(ツイッター)でも交流させていただくこともあり、楽しく短歌を詠めています。ありがとうございます。
お題を提供してくださるアカウントやポストにだいぶ助けられています。(RIUMさんなど)ありがたや。

短歌は自分一人では詠めない、というのを最近はずっと感じています。

いいねの数だけが自分の価値ではない。
一人でもいい、心に刺さるような短歌を詠みたい。目標です。↓は直近の短歌。

方言を直したかった理由ワケはただ 苦いはつ恋思い出すから

長くなりましたが、今回はこの辺で。ありがとうございました。

読んでくださる方いるのかな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?