松阪一人酒 57軒目

 見に行った野球の試合は両チーム無得点、翌日の試合は大量得点。まぁ、ひいきのチームじゃないからいいんだけど、連休の家族連れとかが一生懸命応援しているのを見ると、何とかしろよプロ、とか思ってしまう。

 連休中は外出したり実家に帰ったりで一人酒はお休み、なので今回はそれ以前の話。訪れたのは「鳴門」さん、入った瞬間にピンとくる好みのお店。

 つき出しをつまみながら熱燗を傾け、まずはカツオのタタキを注文。刺身と迷ったけど、たまにはタタキで。炙ったところのほんのり温かさに、たっぷりの薬味。タタキもいいね。
 焼酎の湯割りを頼んで、店の人のおすすめに従って、アサリの酒蒸しとゲソのから揚げを追加。どちらも今が旬だとのこと。特にゲソは想定外の美味しさ。
 ラストは日本酒を冷で。肴はどて煮と、締めを兼ねての天巻き。満足の味と量だった。

 お店の人から、前の通りは昔線路が走っていたとか、店は駅のあった場所だったとか聞きながらの一人酒。まだ早い時間で、カウンター客が自分一人だったからだろうか、こまめに気を遣ってもらえた。
 店内の雰囲気もいかにもって感じで、ここは贔屓にしたいかもしれない。

一層の努力をいたしますので、どうかよろしくお願いします。