6/16 レノファ山口戦 6/22 ファジアーノ岡山戦

先週サボってしまいましたので、一気に2試合分の感想を簡潔に書きたいと思います。

■6/16 レノファ山口戦
 6/12の天皇杯で敗戦を喫した相手に対して中3日で再戦というレアケース(というほど無くもない印象ですが)での対戦カードとなりました。天皇杯は現地以外に観戦する方法がないので、天皇杯HPの速報と不本意ながら掲示板の情報を頼りに情報を追いました。細貝選手のPK成功の情報には痺れましたが、延長のPK戦×××の情報にはズッコケてしまいました。岩元選手はせめて枠内に蹴ってよ、という感じでしたが今のザスパにとってはどう考えてもカップ戦の優先順位が低いので、これでとにかくリーグ戦1本にという気持ちにはなりました。
 そしてそして迎えた6/16のホーム山口戦、日曜日雨予報という私の現地観戦意欲を削ぐ環境でしたが結局車を走らせ正田スタに向かいました。もう既に記憶が朧気ですが、結果的に試合中の雨はさほどではありませんでしたので合羽を着ることなく試合を見終えることができました。

・入らない得点入ってしまう失点
 山口の戦い方はシンプルでした。とにかく奪ったら前に前にシンプルに。ただその前進はFWの選手単騎ではなく、ボランチから前の選手の全員攻撃の意図が見えました。若月選手のゴールはあれを決められたら仕方ないというゴールでしたが、一方でザスパ側の攻撃は依然としてシーズン当初からの課題が解決できない状況でした。試合を見ていて一番辛かったのは城和選手が梅木選手と1vs1でしょうか…。梅木選手に入れたボールを城和選手がマンツーマンでカバーにいくのですが、前に向かせる機会こそありませんでしたが、そのまま叩かれて相手味方選手に繋げられてしまうシーンが散見されました。ここの1vs1の勝率がもう少し上がってくれると、カウンターから失点をもらうケースも少なくなるのですが、あそこで潰せないとどうしても後ろ向きの守備機会が多くなってしまい、チームとして攻撃時に勢いを持って前に出られなくなってしまいます。
 では、この点他の選手であればクリアになる課題かというと、酒井選手、大畑選手ともにそこに強みを持った選手ではないので、きっと城和選手の成長に期待するか、セカンドボールへの対応方法をチームとして見直すべきなのでしょう。(今さらですがやはりCBはもう1枚居てもよかったですね)

■6/22 ファジアーノ岡山戦
 日曜日×岡山は申し訳ないですがDAZN観戦確定ということで、家族の協力で子供には早くから寝ていただき19時からリアルタイムで観戦できました。
岡山戦といえば今季ホーム戦でオウンゴールで先制しながら、後半早々に追いつかれATにGX10に逆転弾を決められたという悪夢のような敗戦を喫した相手です。今思えばあの試合がなんとなく今季を象徴するような試合のような気がします。そしてそれを払拭するには同じ相手に2度負けない、そしてアウェイで勝つ(仕返す)ことが大事でしたが…。

・櫛引を中心とした最後の踏ん張り
 この試合、完全ミラーゲームということで激しくゲームが動くことはないと思っていましたが、内容自体はと途中までどっちに転ぶか分からない状況だったと思います。相手はFWにフィジカルに特徴のあるルカオ選手を持ってくることにより、ボールを収めさせた前進を予定していたと思うのですが、城和選手と大畑選手がルカオ選手に入るロングボールに対しては上手く対応しており、簡単に収めることはさせませんでした。(スローインから身体を入れ替われるシーンは複数ありましたが)しかし、ルカオ選手ルートが消えたからとい言って相手の攻撃ルートを全て消せたわけではなく、WBの裏を狙われ1vs1に持ち込まれてクロスを上げられてしまうシーンが多くなりました。しかしクロスに対しての意識も高く、防いだ後のセカンドボールならびに相手ボールホルダーの次の動きに対する対応も悪くはなく、昨年見られたここぞという場面で防ぐシーンは多かったと思います。
 この日の櫛引選手はいわゆる"当たっている日"でしたので、「もしかしてクリーンシートいけるかも!?」と思っていた矢先、コーナーキックから柳選手に得点を許してしまいました。ルカオ選手が既にベンチに下がっており、高さで警戒すべきは柳選手ということは選手もベンチも全員分かっていたことと思いますが、最後に競ったのが菊地選手ということもあり、ここは柳選手の強さに軍配が上がることとなりました。それまでに守れていただけに結果的にセットプレー一発に沈んだこととなりましが、これこそが今のザスパが本当はやりたかったことだと思いますし、やらなければいけないことだとも思います。どれだけ決定機であろうとも相手のミスで失点までいかなかっただけであろうとも、セットプレーという100%自分たちのボールから始まるこの機会を決めにいけてこその守備だと思います…。

■次節はホーム藤枝戦
 6/29はホームで藤枝を迎え討ちます。思い返すと第13節のアウェイ藤枝戦は先生しながらも逆転負けを許す試合展開となりました。正直あの試合、先制した瞬間に勝ったと思いましたがまさかの逆転負け。順位が近い相手だけあって大きく落胆したのを覚えています。
 是非今週は今季ホーム初勝利&何試合ぶり(もう数えるのもやめました)かの勝利、そして逆襲のきっかけになるよなザスパにとっての好ゲームを期待したいと思います。


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