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家事とキャンプ

7月末にはじめてキャンプに行った。
そして、それがあまりに楽しくて、9月にもう一回行った。

キャンプ。
ご飯は自分で作らないといけないし、荷物もホテル泊と比較すると多い(タオルやお風呂セットも持参のため)

では、なんで私はこんなにキャンプが楽しかったのか??
少し自分の気持ちを深堀したら、日々の生活のしんどいポイントと改善点が見えてきた。

1.あるものしかない。


BBQで焼き鳥を焼いた。焼き肉のたれをつけて食べた。
だって、焼き肉のたれしかないから。

朝、ラーメンを作って食べた。
具は、前夜に残ってしまったシイタケ。
だって、それしかないから。
ーめちゃくちゃ美味しい!!!シイタケ入ってるなんて贅沢すぎる!!!

ラーメンに続いて、これまた前夜に残ったチーズ(チーズフォンデュしたのです)とご飯で、チーズリゾットを作った。
ラーメンを作った鍋を洗いもせず、具はラーメン同様のシイタケを入れて。
だって、炊事場まで行くのは面倒だもの。
ー相当おいしい!!!!!天才!!!

これが家だと…
焼き鳥のたれはどうする?せめて塩?
ラーメン、ゆで卵くらいのせる?(シイタケを入れるという発想はないと思う)
リゾット用にまた鍋出さないと~、洗いものめんどい~。

となりそうだ。

「そこにあるもの」が限られているからこそ、
その範囲でbetterを目指すし、その結果それがbestに思えてくる(特に、シイタケの件)。

2.必要なものとだけともに過ごす。

バンガローに、なんの服を持ってきているかが把握できる。故に迷わない。
シャワー棟にはどんなシャンプーがあるかな?とか考える必要もない(だってないことが分かっているから)

家だと、何を着よう?アレがない…となりがち。
必要なものだけと共に過ごすことは、こうも快適なのか。

3.家事 自体が目的でない。


キャンプの食事においては、「外でごはんを食べること」「今回はチーズフォンデュに挑戦してみること」自体が目的となる。

夕飯の時間だからごはん作らなきゃ、とか、献立考えるの大変だ~ とか、そういうのは、ない。

もちろん、日常と非日常の違いはあるだろう。
キャンプそれ自体がイベントであり目的であることはもちろんそうだ。

でも、献立考えるの大変だし買い出しに行きたくない、のであれば、
冷蔵庫の中のものだけで絶対につくる!!!!という目標を達成するというゲーム感覚で料理をしてみたらどうだろう??
(私はここ数日チャレンジしているが、結構楽しい)

それから、自分の食べたいものを作ること。
先日の十五夜の日、私は白玉にはあんこつけて食べたい、と思った。
いやいや、そこまでしなくてもよくない??残ったあんこどうするの??
と大人な私が心で突っ込みを入れたけど、私はあんこを作った。
全然難しくない。小豆を入手すれば、実働2分でホットクックがあんこを作ってくれた。

いやいや…ちょっと白玉だんごにあんこつけたいだけじゃん。そんなあんこいる??ーとか考えずに、「あんこ食べたい」という自身の目的に従って本当に良かった。

実際、大量のあんこが余ったが、お汁粉(あんこにお湯を足すだけ)にしておいしくいただきました。

4.まとめ
キャンプ楽しい!の自分の気持ちから学んだことは、
・そこにあるもので工夫をする楽しさ。
・必要なものだけに囲まれて暮らす快適さ。
・家事は、自分の欲望(買い物行きたくない等のマイナスの欲も含めて)に素直になること。

最近の私は、浴室とトイレと洗面とキッチン(つまり水回り全般ですね)をもっときれいにしたい!!!という欲望が高まっている。
その欲望を叶えるために…家事代行を依頼しようと思う。




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