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FOMC 26〜27日

市場は7月のFOMCにおいて0.75%の利上げは確実と見ている。
1%の利上げの確率さえ60%以上と見込んでいる。添付画像は金利見通しです。

過去1979年の第二次オイルショックをトリガーとしてハイパーインフレに対して、当時のボルカー議長は政策金利を20%まで引き上げた。
FRBの歴史においても異例です。
この激しい政策発動の時代でさえ1%利上げは1984年3月の9.5%から10.5%が最後です。

日本では1990年3月の4.25%から5.25%以来幻の政策です。

エコノミクスの調査によると向こう1年以内のリセッション確率は47.5%に急騰しており、米長期金利を抑制し始めている。長短金利差逆転が拡大傾向にある。

今後為替も円安傾向は継続すると見ると輸出企業にとってはポジティブ要素である。ユニクロの好決算がいい事例だろう。期初の想定為替106円であり円安効果で営業利益の5%は押し上げている。代表的な輸出企業は下記の通りです。
想定為替110円→日本電産、NEC、コニカミノルタ

115円→トヨタ、任天堂、富士通、デンソー
120円→ホンダ、日産、日立

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