『鬼がかわいそうかな?』!
今日は節分。
日が暮れたら豆まきをせねばならない。
『鬼は外福は内』
1人豆まきだ。
しかも小さな声で。
今日はまず『鬼』を外に出してから次に『福』を家の中に招こうと思う。
『福』を先に呼ぶと家の中で『鬼』と鉢合わせしてしまうからだ。
それにしても今日も寒い。
夕方からは『雨か雪』との予報だ。
北風も冷たそうだ。
そんな寒い外に『鬼』を追い出すのはいささか気がかりだ。するは
さすがの『鬼』も寒さには弱かろう。
ならばいつもよりもっと小さな声で『鬼は外』と言ってみるか。
『鬼』が『聞こえなくて』家の外に出そびれてもそれならそれでも良い。
どうせ『豆』も2・3粒撒くだけだ。
『鬼』が『声』にも気づかず『豆』も避けて居座ってもさしたることもあるまい。ここまで生きてこられたのも『鬼』に鍛えられたおかげかもしれない。『寒空』に『邪険』に追い払うのはかわいそうだ。
家の中で『福』と鉢合わせしてもきっと『福』もまた『百戦錬磨』慣れたものであろう。
『縁』あって居合わせた『鬼』を『無碍』に扱うは『惻隠の情』にかけるというものだ。
まあ『成り行き任せ』だ。
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