『二二六事件』！

１９３６年昭和１１年２月２６日。
大雪の日
『二二六事件』があった日だ。
無論詳しくはない。しかし報道では全く『回顧記事』も見当たらなくなった。新聞やテレビの報道の片隅にでも触れられていればと思ったが全く無関心のようであった。
そうやって歴史は遠く彼方へと消えていくのかも知れない。
今更『二二六事件』でもあるまいと言われればそれまでだがずっと以前から２月２６日になると思い出していた。ひと頃は映画や小説のテーマにもなったが今や省みることもないのかも知れない。
大雪どころか今日の東京地方は夜来の雨も上がり青空さえも見えている。

少なくとも『青年将校』等は国の行く末を案じていたのだろうが。
昭和も次第次第に遠ざかっていくようだ。
何せ私が生まれる数年前の話。もとより遠い昔の話で実感はないのだが。
そういえば渋谷の放送センター付近に『将校たち』の慰霊碑が建っていたような気がする。だあれも振り返る人もいないのかも知れない。