そこがNetflixの狙い
今日は
「え、それありなの?!
でもそれ超カシコイ...」
驚いたことをお伝えします。
最後までお読みいただけると嬉しいです。
YouTubeのタイムライン?で
面白い動画に出会いました。
しゃべくり社長こと川瀬翔さんの動画、
「壮絶な過去を大暴露!
どん底から這い上がったエピソードを大公開!」です。
今回お伝えしたいのは、
川瀬さんの過去のお話ではなく、
川瀬さんがビジネスの思考として話された
「山手線・Netflixジャック事件」です。
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2022年10月1日から
NetflixがPRの関係で
山手線に広告車両を走らせました。
真っ黒な山手線の車体に
赤字で大きく「N」
それから少し小さめに「NETFLIX」を
記載しただけの広告車両。
実にクールでスタイリッシュ。
詳細は下記JR東日本規格さんのHPを
ご覧ください。
https://universal-ooh.jeki.co.jp/case_study/case_study0023/
実は、広告車両には規制があります。
東京都の条例では
車両のフルパッケージは
禁止されているのです。
なのになぜ、
Netflixのこの広告はOKなのか?
素朴な疑問が浮かびます。
答えは簡単、
フルパッケージではないから。
要は発想の問題なのです。
Netflixがしたのは、ただ
「たまたま真っ黒」なJRの車両に
「赤字でN」の文字を入れただけ。
全面「N・N・N・N・N」でも
Netflixの広告は文字の一部にすぎず、
フルパッケージには当たらないのです。
車体の黒はそもそもJRの
「鉄道150周年記念に走らせる
第1号車モデルの車両」の色。
Netflixは全く関係ありません。
このため
都の規制条例にひっかからないのです。
ですが、ぱっと見は
Netflixが山手線をジャックしたかのように
見えます。
そこがNetflixの狙い。
で、これが私の冒頭の感想に
つながるわけです。
目からウロコ。
この企画を思いついて動いた人の、
戦略的な賢さがすごすぎます。
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川瀬さんがこの話で言いたかったのは、
「フルパッケージはダメなはず。
何でいいの?と疑問を持て」
ということでした。
川瀬さん曰く、
私たちが日常何気なく見ている物、
触れている物、口にする物の全ては、
ビジネスの中で動いている。
起業家を志すなら
ぼんやりではなく、
考えて見ようねということでした。
なるほど。。。
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・既にある素材をうまく使って
話題作りをする。
作品を作る。
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キャンベルのスープ缶の
ポップアートで有名になった
アンディ・ウォーホールも然りです。
まさか
スープの缶詰を並べて描いた絵が
アートになりえるなんて
誰も思ってもいなかったはずです。
「そんなものはアートじゃない」
彼以外誰もそんな絵を
描いたことはありませんでした。
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川瀬さんのこの話で
一時期タイムラインに溢れていた
有名人の名言ツイートを思い出しました。
あのツイートは
もともと有名人が話された言葉を
選んでツイートをしているものです。
ツイートされている方自身が
作ったわけではありません。
もちろん、
紹介のイントロや、
人選・名言の選び方と魅せ方には
ツイートをする方の個性は
反映されていますが。。。
私は初めてあの名言ツイートを見たとき
衝撃を受けました。
私がツイートは自分の言葉で綴るものと
思い込んでいたからです。
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Netflixの広告を見た時に
私が感じた衝撃は、
ウォーホールの
キャンベルンのスープ缶の絵や
Twitterの有名人の名言ツイートを
見たときと同じ感覚です。
冒頭のあれです。
私は基本固定概念は窮屈で嫌いです。
ですが
「え、それありなの?!」と
感じるあたり、
まだまだ既存の考え方に
無意識に縛られていたことに
気付かされました。
このNetflixの広告の話や
ウォーホールの絵、
名言まとめツイートは、
既存の考え方に縛られないからこそ
生まれた物です。
頭は柔らかく持たないといけないなと
思いました。
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