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延びたり縮んだりする身長の謎

子ども達の身長を毎日測っていて、とんでもないことに気が付いた

あれ…?なんで…

我が家の姉妹は3歳差。
長女は現在中学生だが、中学に入学した頃から身長の伸び方が鈍くなってきて最近とうとうもうこれで頭打ちか…?という感じになってきた。

そうこうしている間に3歳年下の小学生、次女がぐんぐんと追い上げてきて、いよいよ長女と身長が並びそうなのだ。

そこで焦って来た長女。
毎日姉妹揃って競うように身長を測るようになった。

しかし最近の長女は「いや…もう諦めた。これは負けましたわ…」と言って諦めの境地にいるようだ。

長女、160cmは欲しかったみたいだけど、惜しくも157cm前後をウロウロしている。

えっ…ウロウロ…?
と引っかかった方、いらっしゃらないでしょうか?

まさにそこが今回の記事の題材なのです。

毎日毎日姉妹二人の身長を図っていると、
「あれ…?」と不思議に思うことが多々あった。
身長が伸びるならわかるけど、明らかに縮んでいる日があるのだ。
一度や二度ではなく、何度も。
伸びたり縮んだりを頻繁に繰り返すのだ。
「え?また縮んでる…そんなことある?」と疑問に思いGoogle先生に訊ねてみる。

するとさすがはGoogle先生。一瞬で解決してくださった。

朝と夜では身長が違うらしい

なんと、朝に測る身長と夜に測る身長とでは
2cmも差があるらしいのだ。

検索結果から、詳しい説明が記載されているサイトさんから一部抜粋したものがこちら ↓

理由としては、人間の背骨の構造にあるそうです。
背骨は小さな骨が24個も重なっていますが、その間に重さを支えるためのクッション(椎間板)が入っています。
そのクッション(椎間板)は外側は固くて中がゲル状なのですが、この部分、圧力がかかると水分が減っていき、圧力が無くなると再び水分を吸収していく性質があるそうです
そのため、起きている昼間に圧力がかかり水分が抜けていき、寝ていると圧力がかからないので水分が吸収されていくそうです。
一つのクッションが1mmだとすると、全部で2cm以上は変化するということなのですね。
だから、学校の身長測定は午前中にやるんですね~。
ちなみに、宇宙飛行士さんは宇宙遊泳から帰ってくると身長が4-5cmも伸びることがあるそうです。
重力ってすごいですね。

オスカーホームさんHPより抜粋
https://www.oscarhome.co.jp/2020/09/54165


そうとわかれば実測!

そこで、次女をサンプルとして朝と夜に身長を計測してみた。
身長が伸び縮みする理屈は理解できたものの、
「本当に2cmも~?本当に~?」という疑念が拭い切れなかった。
2cmといえば結構な差だからだ。

Amazonで購入した「貼れるメジャー」をいつも身長を図っている柱に貼り付けて、準備は万端!

ある朝、次女が起きてきたところを
「ちょちょちょ、ここに立ってみて」とお願いし、身長を測ってみた。
朝:158.2cm

なるほど。
問題は夜である。夜の計測こそメインイベントと言ってもいい。

そしてその日の晩、歯磨きをして今まさに寝ようとしている次女を呼び止め
「ちょちょちょ、ここに立ってみて」とお願いし、再び計測。
夜:156.8cm

朝と夜の計測結果


おっ…おぉぉ…!? 1.4cmの差!!

これはなかなかの結果になったのではないだろうか。
この日は1.4cmの差だったけど、コンディションや日によって2cmの差は充分あり得そうだと納得できた。

まとめ

今回、日々「え?なんで?なんで縮んでるの??」という疑問から
検証に至った計測バタバタ記。

その答えは、計測している時間がバラバラだったからという結論に至った。

正確に成長を知りたい場合は、毎回同じ時間に計測することがいいらしい。

ちなみに、成長しきっている大人でも朝と夜では身長が最大2cm程違うらしいので、私も今度計測してみようと思う。

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