一級建築士学科対策#6

こんばんは。ただいま製図に大苦戦しております。普通に一日かかるんだが…
一級建築士までの道のりは長いんだと、あらためて実感させられました。
私は、仕事ができないタイプの人間なので、効率よく作図をすることができません…
製図詳しい方いらっしゃったら教えてください!

それでは、本日の問題行きましょうか。

計画



問題1

特別養護老人ホームは、診療所の機能は必要としないが、居宅における生活への復帰のために、介護及び機能訓練を必要とする高齢者のための施設である。

問題2

療養病床を有する病院とは、長期にわたる療養を必要とする患者であって、常時医学的管理が必要な要介護者のための治療・療養機能を持った施設をいう。

問題3

軽費老人ホームは、急性期の医療が終わり、病状が安定期にある患者のための長期療養施設である。

問題4

総合病院における、1看護単位当たりの病床数は、80床を標準とする。

問題5

急性期リハビリテーションは、疾患に応じて90日から180日をかけて体の機能や日常生活動作の改善を目指すことであり、専門リハビリテーション医療機能を持つ医療施設で行われる。

環境・設備



問題1

音の反射のない空間において、無志向性の点音源からの距離が1mの点と4mの点との音圧レベルの差は、約12dBとなる。

問題2

建築物の床衝撃音遮断性能に関する等級におけるL・-30は、L・-40に比べて、床衝撃音の遮断性能が高い。

問題3

多孔質吸音材料は、その表面を通気性の低い材料によって被覆すると、高音域の吸音率が低下する。

問題4

音の強さのレベルを20dB下げるためには、音の強さを1/100にする。

問題5

屋外において、遠方の音源から伝搬する音の強さは、空気の音響吸収によって低音域ほど減衰する。

構造



問題1

保有水平耐力計算において、梁のせん断強度を算定する際に、主筋にJISに適合するSD345を用いたので、材料強度を基準強度の1.1倍とした。

問題2

建築物のたわみや振動による使用上の支障がないことを確認するために、梁及びスラブの断面の応力度を検討する方法を採用した。

問題3

はね出し長さが1.5mの片持ち床版の厚さを18cmとした。

問題4

梁部材における主筋のコンクリートに対する許容付着応力度として、下端筋では、上端筋よりも大きい値を用いた。

問題5

一次設計の応力算定において、スラブ付き梁部材の曲げ剛性として、スラブの協力幅を考慮したT型断面部材の値を用いた。

施工



問題1

ボーリング孔を利用して地下水位を測定するにあたって、設計に用いるための不圧地下水位については、泥水を用いて削孔し、ボーリングが終了した後の泥水の安定水位を用いた。

問題2

非常に柔らかい粘土の圧密係数を求めるため、ベーン試験を行った。

問題3

積荷板からの深さ1.5m程度の範囲内における地盤の支持力特性を求めるために、直径30cmの積荷板を用いた平板積荷試験を行った。

問題4

標準貫入試験の本打ちにおいて、打撃回数が50回に達した場合の累計貫入量が30cmであったので、N値を30とした。

問題5

土の単位体積質量を求めるために、乱さない試料を用いて、湿潤密度試験を行った。

解答


計画問題1×

居宅における生活への復帰介護老人保健施設
と覚えてしまってください。

計画問題2〇

問題文の通りです。

計画問題3×

老人ホームでは、長期療養はできません。

計画問題4×

産科・小児科30床
一般40~50床です。

計画問題5×

"90日~180日"は、急性期ではなく回復期になります。
急性期は、数日から1か月程度です。

環境・設備問題1〇

点音源からの距離が2倍になると、音圧レベルの差は6dBとなります。
点音源というのが肝!

環境・設備問題2〇

L(Little)は、小さい方が良いと覚えましょう。

環境・設備問題3〇

問題文の通りです。
"通気性の悪い材料で被覆"なんだかよくなさそうですよね。

環境・設備問題4〇

30dB下げるためには、1/1000となります。
この関係性を覚えておきましょう。

環境・設備問題5×

低音域は、基本的に遮断するのが難しいです。減衰もしにくいです。
低音域厄介…

構造問題1×

せん断強度だけは、JISに適合しても割り増しできません

構造問題2×

たわみの確認か、剛性の確認が必要です。
応力度の検討が×

構造問題3〇

片持ち床版厚さ:はね出し長さの1/10かつ80mm以上
片持ち以外:はね出し長さの1/30かつ80mm以上

これは覚えましょう。

構造問題4〇

コンクリートを打設する際に、コンクリート自体の重みで、上端筋付近は、充填不足になりがちなためです。
上端筋は、2/3くらいの許容付着応力度になります。

構造問題5〇

これはこのまま覚えてください。よく聞かれます。

施工問題1×

地下水位を調べる際は、無水掘りです。
水を使うと正確な地下水位が出ません。

施工問題2×

圧密係数を求めるのは、圧密試験

施工問題3×

直径の1.0~1.5倍(30~45cm)までしか調べることができません

施工問題4×

打撃回数がN値ですので、50。

施工問題5〇

その他、「乱さない試料」を用いるのは、一軸、三軸、圧密試験があります。
未熟な(三軸)イチジク(一軸)をつぶす(圧密)で覚えましょう!
ちなみに、標準貫入試験では、「乱さない試料」は採取できません


さて、どうでしたでしょうか。もう、1週間以上継続している方は、本当に素晴らしいと思います!!
"継続は力なり"って言葉嫌いなんですけど、その通りだなって思います(笑)
これから製図再開したいと思います。皆さんも私と一緒に頑張りましょう!!
それではまた明日!

サポートしていただけると、私がアイドルをサポートします。 冗談です(笑) ぜひ、よろしくお願いします!