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一級建築士学科対策#7

皆さんこんにちは。製図しすぎて、右手の感覚がなくなってきたなんたら建築士です。
普通に通しで一通り製図したら、休憩含め10時間近くかかります…
早く上手になりたいものですね!

それでは本日の問題行きましょう。

計画


問題1

屋内のテニスコートを計画する際、天井高を12mとして計画した。

問題2

美術館の収蔵庫は、収蔵品に付着した害虫等による被害を最小限に抑えるため、燻蒸室からできるだけ離して配置した。

問題3

地域図書館における延べ面積当たりの蔵書数は、一般に、100冊/㎡程度を目安として計画する。

問題4

図書館において、貴重書庫を半地下に設け、年間を通じて自然換気を行った。

問題5

資料検索のための利用者開放端末については、来館者の利便性を考慮して、分散させずに館内の入り口付近に集中配置した。

環境・設備


問題1

フロート板ガラスを使用した窓の室内側にブラインドを設ける場合、一般に、暗色ブラインドより明色ブラインドの方が日射遮蔽効果は高く、遮蔽係数は小さい。

問題2

空調熱源用の冷却塔の設計出口温度は、冷凍機の冷却水入り口の許容範囲内の高い温度で運転した方が、省エネルギー上有効である。

問題3

窓から流入する日射熱量を50%減少させると、一般に、夏季における窓からの最大冷房負荷を50%減少させることができる。

問題4

遠心冷凍機の冷却水出口温度を低く設定すると、成績係数の値は高くなる。

問題5

吸収式冷凍機は、一般に同一容量の遠心冷凍機に比べて、冷却水量は少ない。

構造


問題1

鉄筋コンクリートの柱は、主筋を増すことにより、靭性を高めることができる。

問題2

鉄筋コンクリート柱部材の曲げ剛性の算定において、断面二次モーメントはコンクリート断面を用い、ヤング係数はコンクリートと鉄筋の平均値を用いた。

問題3

純ラーメン部分の柱梁接合部内において、柱梁接合部のせん断強度を高めるために、帯筋量を増やした。

問題4

鉄筋コンクリートの柱梁接合部のせん断耐力は、一般に、柱にとりつく梁幅を大きくすると、大きくなる。

問題5

鉄筋コンクリートの柱部材の内法寸法が短いほど、せん断耐力は大きくなり、靭性能も増加する。

施工


問題1

登り桟橋の勾配を35度として計画したので、滑り止めを設けた。

問題2

吊り足場の作業床については、幅を40cmとし、隙間を3cm以下とした。

問題3

防護柵のはね出し材の突き出し長さは2mとし、水平面となす角は30度とした。

問題4

タワークレーン作業の安全確保のため、強風時においては作業を中止し、タワークレーンの旋回装置を固定した。

問題5

クレーンの玉掛作業に用いるワイヤーロープについては、安全係数が5のものを使用した。

解答


計画問題1〇

テニスコート:12m
バレーボール:12.5m

です。

計画問題2×

燻蒸室は、収蔵庫の近くに設けます。

計画問題3×

地域図書館の蔵書数は50冊/㎡程度とします。

計画問題4×

貴重書庫は、地上(できれば1,2階)で、空調を設けます。
"地下"、"自然換気"は×です。

計画問題5×

利用者開放端末は、利用者がすぐに見つけることができるよう、分散配置が良いです。

環境・設備問題1〇

日射遮蔽係数は小さい方が、遮蔽します。
よって、明色ブラインドの方が遮蔽係数は小さいです。

環境・設備問題2×

基本的に冷却塔は、低い方が冷凍機は高い方が良いです。
ここはよく問われるので、覚えておきましょう。

環境・設備問題3×

窓からの熱負荷が100%ではないので、50%削減したところで、冷房負荷は50%にはなりません。

環境・設備問題4×

問題2で解説しています。

環境・設備問題5×

吸収式は、圧力が低く、機器が大きいのが特徴
機器が大きいため、冷却水量は多い。と覚えましょう。

構造問題1×

基本的に主筋を増やすと靭性は低くなります。
また、付着割裂破壊の恐れもあります。

構造問題2×

"鉄筋コンクリートの剛性は、コンクリートのみで評価"
これを覚えておいてください。よく出ます。

構造問題3×

柱梁接合部のせん断強度は、コンクリート強度と柱・梁幅にしか依存しません。

構造問題4〇

問題3で説明しています。

構造問題5×

せん断耐力は上昇、靭性は低下
よって、短柱を改修する際は、せん断耐力の減少を考慮しなくてはなりません。

施工問題1×

登り桟橋の勾配は30度以下とする。

施工問題2×

吊り足場に隙間は設けてはならない。

施工問題3〇

防護柵は、突き出し長さを2m以上、水平面となす角を20~30度とする。

施工問題4×

旋回装置は開放しておかないと危険。

施工問題5×

クレーンの玉掛に用いるワイヤーロープの安全係数は6以上とする。


さて、どうでしたでしょうか。
まだ一週目の方は、全然わからないと思います。しかし、まったく問題ありません。
3週くらいして、やっとわかるようになります(笑)
ただ、わかるようになったら、建築を学ぶのがすごく楽しくなると思います!
これからも継続していきましょう!

それでは、また明日!

サポートしていただけると、私がアイドルをサポートします。 冗談です(笑) ぜひ、よろしくお願いします!