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黒馬アルセは今が熱い!?

初めに

こんにちは、こんばんは!沖縄県でポケモンカードをしていますひが(@higa _004869)といいます。2回目の投稿ですが、今回は私自身が沖ポケに参加し始めた時に愛用していた「黒馬アルセウス」。初めてoceanトナメで優勝した時に握っていたデッキでかなり思い出深いデッキです。このデッキが最新弾のカードにより強化され環境デッキとも渡り合えるようになったためその構築について記述していこうと思います。思い入れが強くかなり長いノートになりますが是非見ていってください。

デッキレシピ

コンセプトは雪道ジャッジマンで相手を事故らせて、その間に自分は強い特性を使って盤面を形成していく。

アルセウスv4枚、アルセウスvstar3枚
スタートしたいポケモンであり、かつ1ターン目には必ず場に出したいポケモンなのでvは4枚。2ターン目には必ず進化させたいためvstarは3枚
1試合を通してアルセウスは基本1体しか使わないため1ターン目に出せるのであれば枚数は減らしたい気持ちもあるが初動の安定はアルセウスデッキにおいて必須項目であるためこの枚数の採用

黒馬バドレックスv3枚、黒馬バドレックスvmax3枚
このデッキの中盤以降のメインアタッカー。vmaxの特性や技に注目がいきがちだがvの技も非常に優秀である。どういうふうなタイミングに刺さるのか、どういう強みがあるのかは後述する。1試合通して場に出すのは多くてもvmax2体であるためこの枚数の採用。(稀に終盤で3体目の黒馬バドレックスvを場に展開する可能性はある。)

かがやくフーディン1枚
かがやく枠はフーディンを採用。アルセウスは中打点アタッカーで2回の攻撃で相手のアタッカーを倒すことが多い。その時に合計ダメージは360となり、ダメージ効率が悪くなってしまう。そこでかがやくフーディンの特性「ペインスプーン」を使って先に与えたダメージを他のポケモンに移すことによって多少ダメージ効率を上げることができる。さらに、黒馬バドレックスvの技「アストラルビット」は相手のポケモン2体の5個ずつダメカンをのせることができ、ペインスプーン込みで7個のダメカンをのせることができる。現環境ではHP70というラインは進化前のポケモンに多く、進化前に倒すことでサイド効率(ダメージ量を分母にした時)が非常に高い。さらに、サーナイトデッキを対面する際に黒馬バドレックスvmaxを相手が倒すためには特性アルカナシャインをもったサーナイト(もしくはザシアンv)に大量のダメカンをのせなければならずその返しにかがやくフーディンの特性で相手のバトル場のポケモンを倒せる可能性がある。このような強みがあるためかがやくフーディンを採用

ルナトーン1枚、ソルロック1枚
黒炎の支配者で収録された特性「しんげつ」をもったルナトーンの収録により黒馬バドレックスのデッキは息を吹き返した。私は現環境において最も強いカードは「頂への雪道」であると考えており、さらに手札干渉をすることによってその強さは倍増する。このルナトーンのおかげで雪道下でも強い特性(スターバース、めいかいのとびら)が使えるようになり自ら頂への雪道をはれるようになった。特性しんげつをもったルナトーンは100ダメージを与える技も持っており、アルセウスvstarの技と合わせて180+100=280でvstarを倒せるダメージラインを出せる。さらに、今までの黒馬デッキはトラッシュされたエネをまた場につけていくことが難しく、バトル場のポケモンが倒されると途端に瞬間火力が下がってしまうというデメリットがあったが、特性「サンパワー」を持ったソルロックのおかげでトラッシュに送られたエネルギーを場に(いるルナトーン)加速でき、黒馬のの火力を保証している役割も担っている。

マナフィ1枚
ベンチにいるルナトーンとソルロックはHPが90であるためかがやくゲッコウガのわざ「げっこうしゅりけん」で2体同時に倒されてしまうためマナフィを採用。

ネストボール4枚、ハイパーボール4枚
アルセウスを1ターン目に立てるための大事なカード。デッキの安定感を高めるための4枚ずつの採用

霧の水晶2枚
超タイプのたねポケモン、基本超エネルギーを持ってこれる優秀なカード。ただし、アルセウスにつながるカードではないためネストボールの方を優先。

ヒスイのヘビーボール1枚
ソルロックとルナトーンのいずれかがサイドに落ちた時に拾うためのカード。ヒスイのヘビーボールを採用することでソルロック、ルナトーン、ヒスイのヘビーボールの内2枚以上がサイドに落ちなければ良い。そして2枚以上サイドに落ちる確率はたったの2.5%を下回る。(ヒスイのヘビーボール不採用だとソルロック、ルナトーンの内1枚以上サイドに落ちるのは約19.2%)

エネルギーつけかえ1枚
この1枚は非常に大事な1枚で、1ターン目にアルセウスvは出せたがエネルギーを張ることができなかった時に2ターン目でめいかいのとびらで超タイプのポケモンにつけたエネルギーをこのエネルギーつけかえでアルセウスvstarにつけてダブルターボをつけることで2ターン目にトリニティノヴァを使うことができる。

エネルギー回収1枚
すごいつりざおと悩む1枚。直接エネルギーを手札に加えめいかいのとびらに繋げることができることが強み。すごいつりざおはポケモンをトラッシュから戻せる優秀な1枚だが今回の構築ではトラッシュに送るカードがハイパーボールのみなので不採用

ポケモンいれかえ1枚
本当は入れ替え札はサイド落ち考慮の2枚採用したいところだがアルセウススタートせずさらにポケモンいれかえがサイド落ちする確率は約4%(アルセウスがバトル場でスタートしない確率が39.9%、ポケモンいれかえがサイド落ちする確率は10%なのでともに起こる確率は3.99%)のため1枚で妥協。

はがくれポンチョ1枚
ベンチポケモンを呼び出す手段の主流はボスの指令であるためそこから黒馬バドレックスvmaxを守りエネタンクとしておいておきたい。もしくは1発相手に攻撃されたアルセウスvstarをベンチで守る役割(その時はルナトーンまたはかがやくフーディンなどををアタッカーとして使い、vmaxを2体取られてサイドが3-3で取られないように工夫する必要がある。)

ジャッジマン4枚、ナンジャモ3枚
このデッキのエンジンかつ相手を事故らせるための必須カード。前半より強く使えるジャッジマンを多く採用

ボスの指令3枚
ベンチにいる準備しているアタッカーやシステムを呼び出すための手段でもあるが、相手を縛りつつアストラルビットを打つために使うこともある。


頂きへの雪道4枚
このデッキのコンセプト。このカードで相手をビタ止まりにさせるため早く引くための4枚採用。

基本超エネルギー12枚
黒馬バドレックスvmaxが最大火力340(サイドにエネルギーが1枚落ちてても)出せるようにするため(環境に多いデッキの最大HPが悪テラスタルリザードンexでHP330)

ダブルターボエネルギー2枚
アルセウスvstarで使うのはもちろんだが、黒馬バドレックスvのアストラルビットを打つために使うこともある。超エネの方が優先度が高いための2枚採用


採用候補のカード

キバナ
終盤でサーチできる優秀なカードだが、相手の手札に干渉することにサポート権を使いたい&トラッシュのエネルギーを回収する手段が他にあるため不採用

こだわりベルト
このデッキは先2230トリニティノヴァを撃つ可能性を秘めているデッキではあるがその再現性は低いため今回は不採用


特記すべきプレイングについて

このデッキを使うにあたって一番注意して頂きたいのは黒馬バドレックスvを全部は進化させないことである。vmaxにすると強い特性を使うことができるが黒馬バドレックスvには器用な技が2つもありそれを使う権利を消失させることになる。そのため黒馬バドレックスvを2体たてた時は1体をvmaxにしそこにはがくれポンチョをはりもう1体は黒馬バドレックスvのままにしておくことが大事である。

サーナイト対面では終盤でともだちてちょうとさぎょういんがトラッシュにあるなら雪道シャドーミストでロックし山札切れで勝つこともできるため不利な状況でも勝ち筋を最後まで追い求める姿勢がとても大切になってくる(これは全対面で言えることですね)。


終わりに

アルセウスを採用せず黒馬とソルルナで作られたデッキをyoutubeやジムバトル優勝デッキとしてよく見るが、やはり序盤の安定感が足りていないように思える。しかし、黒馬をより多く盤面に出していくため終盤の盤面の力はそちらの方が高い。今の環境はやはり序盤スピード感を大事にしたいと思うため私はアルセウスを採用した黒馬のデッキが強いと考えます。今年でEレギュも終わるため最後に黒馬が大会などで結果を残すことを期待しています。





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