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たまには逃げてもいいねんでー♬

 先日、YouTubeを見ていたダンナが、クレイグ・デイヴィッドを発見した。
「めっちゃ老けてるぞ!」
「ほんまやっ!」
 二人でびっくりした。
 とはいえ、相変わらず素敵な歌声だ。

 クレイグ・デイヴィッドは、イギリスのハンプシャー出身のシンガーだ。
 デヴューは2000年、19歳のときだ。

 2005年、ダンナ(この頃は同居人)がヨーロッパツアーへ行っていたとき、クレイグ・デイヴィッドは大ブレイク中だった。
 ラジオをつけると、必ず、彼の歌声が聞こえてくる。

 「ホテルでずーーーっと聞いててん」

 ダンナは、帰ってきてからもずーーーっと聞いていた。
 自動的に私も大好きになった。

 あれから20年、クレイグ・デイヴィッドも老けるはずだ。

 今は、スレンダーなクレイグ・デイヴィッドだけれど、実は子供の頃は肥満体系だった。
 シングルマザーの家庭で、肥満体型だった彼は、14歳のとき、壮絶な虐めを経験した。
 彼の支えは音楽だった。
 大好きな音楽に支えられ、彼は筋トレに励んだ。
 そして、”ぽっちゃり”から、スラリとした筋肉体型にトランスフォームすることに成功し、見事に虐めを乗り越えた。

 そんな彼がつくる歌には、メッセージがある。

「Walking Away(ウォーキング・アウェイ)」は、彼のことを信じてくれないパートナーから、彼が立ち去っていく歌だ。

「俺はこの厄介なことに背を向けて、もっとマシな人生を探す。
 他人って時々、俺の言うことを間違った風にとらえるやろ。
 あることないこと言いふらす奴もいる。
 俺は嘘つきじゃない。
 君はもっと賢くなった方がいいよ。
 でも、歩み寄ることができない人もいる。
 だから俺は、トラブルと向き合うより、背を向けて、マシな人生を探す」

 男女のトラブルを歌っているけれど、それ以外の、すべての人生のトラブルのことを彼は言ってるんじゃないかな?と私は思っている。

 立ち向かわなきゃならない時もあるけれど、時には、逃げてもいいねんでー♬
 Be Happy🌈🌈🌈
 
 こちらは若かりし頃のクレイグ・デイビッド。
 歌のストーリーもよくわかる⇩



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