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NISAは何を買うべきか


今回はNISAは何を買うべきかを書こうと思います。

大前提

アメリカ株は長期右肩上がりの上昇トレンドであること。
1770年代にアメリカという国が建国され、1800年からのアメリカ株式の200年チャート。そうアメリカ株が長期投資に向いてることがわかりますよね?これが大前提であればアメリカ株を買うのは間違いないと言えますね。株をやってる人なら分かりますが、アメリカ株がコケたらどこの国の株でも爆下げは避けられません。つまりアメリカ市場無くして、株式市場は成り立ちませんね。

200年チャート

何を買うべきか?

アメリカ株を買うと言っても、たくさんあって分かりませんよね。個別で株を買っても、上がらないヨコヨコ、最悪下がる倒産するこんなリスクを考えて買うなんて、兼業投資家にはしんどいですよね。
なら、インデックス指数を買えばいいという結論です。
指数(インデックス)とは、市場(マーケット)の動向などを表す指標のことをいいます。

アメリカ株の指数といえばダウ30、sp500、ナスダック100が、ラッセル2000が有名ですよね。
これらの指数を商品化した投資信託を買えば良いんです。
地合いがいい時つまり相場環境がいい時は、これら指数が上がります。悪い時はこれら指数は下がります。それに釣られて、個別株も連れ安することが多いです。
逆にこれらの指数が上がってるのに、個別株が上がらないってことも全然あります。
そう、個別株は相当勉強しないと買うべきではないと言えます。
その企業を応援してるとか、言って夢を買うことはやめましょう。お金を増やすために投資してるということを忘れてはいけません。

個別株を買って、売って、年間のリターンが上記の指数を下回るならそれは相当機会損失だということを理解しましょう。なので、投資パフォーマンスが悪い人には、指数を勧めます。投資信託だけでいいんです。
もちろんプロのデイトレーダーも一定数存在しています。投資スタイルは人それぞれですが、兼業の人はまず手堅く始めて心の余裕を作ることを勧めます。

10年分の各年の指数のリターンを載せます。10年なのでそこそこ参考にはなるとは思います。

10年分の各年の指数のリターン

ナスダック100、sp500、FANG +が目立ちますよね。
ナスダック100は、100社の中にハイテック株のウェイトが大きく組み込まれてる指数です。金融ショックが来た2008年の時もsp500と比べてまだダメージがそこまでじゃなかったという特徴があります。sp500は500社で分散されてるのでかなり安心して買えます。超有名投資家バフェット爺さんも自分が亡くなった時の妻への遺言はSP500を全力で買えと言ってるくらいです。

違いを簡単に
S&P500の採用基準のひとつに、「四半期連続で黒字維持」という条件があります。 一方ナスダック100にはそのような採用基準はなく、資本・利益・キャッシュフローなどから構成される基準のうちどれか1つを満たせば、赤字企業でも採用対象になります。

ナスダック100は指数算出を開始した1985年から約150倍※も上昇しました。その間、米国を代表する株価指数であるS&P500のパフォーマンスは約55倍※だったことから、ナスダック100の驚異的なパフォーマンスを確認できます。
大和アセットマネジメント参照。

やっぱりハイテック株強いですよね。

SP500とナスダック100の投資信託をシンプルに買えばお金は増えます。
手数料の安さなら三菱のemaxi slimで、ナスダック100ならニッセイが安いです。

おすすめはFANG+です。後述しますね。

私が買いたいと思わない投資信託


そう、全世界株式オールカントリーです。
ニーサランキングでは堂々の1位です。
だって70%近くもアメリカ株式が組み込まれてて、残りは中国とかインドです。

SP500の銘柄と重複してるんです。
オルカン買ってSP500も買うのはなんの分散にもなってません。

そもそも、中国とインドが爆上げするのかというところです。確かにインド経済は今後成長見込みがあります。しかし、生成AIを中心とした産業の発展が今後は続いていき、なんでもAIの時代が来て、それを牽引するのは間違いなくアメリカのハイテック企業達です。
この成長パフォーマンスをインドの企業達が凌駕できるかどうかは疑問です。
仮に短期間で凌駕できる技術を持った企業が誕生したとしても、資金力はビックテック7社(マグニフィセント7)には劣りますでしょうし、買収されたり業務提携になったりする可能性はとても高いですよね?
だからビックテック7社Apple、Microsoft、Google、Meta、AmazonにTeslaとNvidiaを中心とした株価は上がり続けるんです。

既にアメリカハイテック株は高いから、インド買おうという考えの人も少なからず居ると思いますが、果たしてハイテック株は現在高くて伸び代がないと言えるのでしょうか?何を根拠に言ってますか?

2000年の.comがつくもののITバブルが崩壊した時と決定的に違うのは、ハイテック株の株価と利益が見合ってるということです。利益が伴ってきています。
当時とは異なります。現時点ではまだまだいき過ぎたバブル相場ではないんですよね。
生成AI半導体銘柄であるエヌビディアを中心としたバブルが始まったばかりとみています。
写真を見てください。ビックテック7社Apple、Microsoft、Google、Meta、AmazonにTeslaとNvidiaがそれぞれの銘柄にどれだけ組み込まれてるのでしょうか。ナスダック100が40年で150倍になったのはビックテック7社の割合が大きかったというのが分かりましたよね?

オルカンがなぜあんまり上がらないのかというとビックテック7社Apple、Microsoft、Google、Meta、AmazonにTeslaとNvidiaの割合が低いのと、中国とインドが足を引っ張っているからです。

オルカン買う意味あるの?

そう、極論かもしれませんが、アメリカ株だけでいいんですよ。

私個人はsp500、ナスダック100、Fang+、FNGGを買っています。

コアはFANG+です。ポートフォリオの80%はこれです。19%はFNGGで、これはFANGのレバレッジ型ETFで米国市場で買えます。

特定枠は、ほぼFANG+とFNGG、ニーサ枠成長枠積立枠360万円は一括ではiFreeのFANG+のみです。
積立で特定枠として、ナスダック100とSP500を組み込む予定です。

初心者🔰ならSP500とナスダック100は、積立ニーサには必ず組み込みたいですね。

私が買ってるFANG+とは何か?

上に出てきたFANG+とは何かというと、ビックテック7社Apple、Microsoft、Google、Meta、AmazonにTeslaとNvidia+3社の10社で構成された投資信託です。

風丸さんYouTube拝借


ナスダック100の半分はFANG+のこの10銘柄で構成されています。
ナスダック100よりパフォーマンスが高い理由は、株価牽引するビックテック7社+3社が中心であり、変な話上げ相場の時、残りの90社が足を引っ張ることが無いからです。(下げ相場だと、逆で分散されてる分FANG+ほど下げが加速しない)

上がる時は凄く上がりますが、下がる時は結構下がります。一長一短はありますが、上昇相場が続く今FANG+は楽しみしかありません。
sp500の10年の平均年利が12%だとしたら、ナスダック100が18%でFANG+が33%くらいの違いです。
FANG+去年の年利は100%でした。もちろん円安分加味されてることもありますが、それにしてもすごいパフォーマンスなんです。

オルカンとSP500とナスダック100とFANG+の比較です。風丸さんYouTube参照。

チャート比較
年パフォーマンス

ここまでみて、オルカンを買いたいと思いますか?笑
純粋に機会損失です。

最後に辰巳天井

辰巳年は過去30年をみても相場がとても良いです。誰が買っても儲かる相場なんです。そう、今年と来年ハイテック株を中心とした銘柄は加速します。またと無い機会に優良なハイテック株に投資するチャンスなんです。
辰巳天井アノマリーですが、歴史は繰り返します。信じて買いまくったものは救われるかもしれませんね。

日経新聞参照。辰巳年は強い。

辰巳天井

私たちの年金はどうやって運用されてるの?

みんなが頑張って年金払ってる年金はどうやって運用されているのかというと、株式や債券を買って運用されています。下記三井住友DSアセットマネジメント参照。
そう、株式なんですよ。アメ株ですよ。アメ株上がらなくて国内の日本株も上がるわけないんですよね。日本株の7割は海外投資家がヘッジで買ったりしてますからね。
年金のことを考えた時に、株は、危ないから買わないと言ってること自体がナンセンスです。ある意味国策に売り無し。順張りでいいんです。年金運用もそれで利益を出しているわけですからね。

株が半分


日本の公的年金(厚生年金保険と国民年金)の運用を担っているのがGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)です。その運用資産総額は約197兆円(2022年3月末現在)にのぼり、「世界最大級の年金基金」となっています。GPIFは、インフレやデフレをはじめとする様々な運用環境の下で、長期にわたり安全かつ効率的に年金積立金を運用するため、「分散投資」を行っています。「分散投資」は、複数の資産を組み合わせて運用を行うことで、投資におけるリスクを低減させるための方法として、広く知られています。
GPIFでは分散投資を行うに当たり、基本となる資産構成割合(以下、「基本ポートフォリオ」)を定めています。過去には国内債券中心の運用となっていましたが、2014年の基本ポートフォリオ見直し時に、国内債券の比率を大幅に減らしました。さらに、2020年4月の基本ポートフォリオ見直しでは、国内金利の低下から、国内債券の割合を減らした一方、相対的に金利が高い外国債券の割合を増やしました。
2021年度の運用実績(収益額)は、市場のボラティリティが大きく上昇した影響を受け第4四半期はマイナスとなったものの、通期では10兆925億円となりました。2001年度(市場運用開始)以降の累積収益額は約105.4兆円にのぼっています。

どこの証券口座がいいのか?

これは正直一長一短があって、一概には言えませんが、取引できる銘柄が多いSBI証券、楽天証券はいいと思います。私はSBI証券使ってます。
使いやすいPAYPAY証券とかも若い人にはアリかもです。。。
そこは各自調べて頂きたいです。あとは、三菱UFJでの証券口座もいいです。銘柄は少ないですが、三菱UFJ口座持ってて、新たにあまり証券口座開くの手間だけど、積み立てやりたい人とかには気軽に銀行口座の延長で開設できます。但し、三菱UFJの場合FANG+は成長枠でしか買えません。積み立てNISA枠では買えないのが欠点です。三菱UFJのSP500emax slimはあるので十分と言えば十分です。

まとめ

ここまで読んで株(投資信託)買わない人っているの?笑
若い人は特に、買った方がいいというより買わないと20年後がヤバいと言った方が正解でしょう。

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