見出し画像

私の投資失敗談(投資初心者必読)

兼業投資家のスッパギャル証券です。
今回は投資失敗について、がっつり書こうと思います。
人生どん底まで落ちた経験も含めて記載していきますね。
まず、投資とギャンブルを混同していたころから始まります。

投資・投機・ギャンブルは何が違うか?

言葉の意味は、調べれば分かると思いますので、調べてほしいのですが、私の肌感で感じたそれぞれの違いを話します。
投資、投機はある程度出口が見えています。そうです、この期間に利益がこれぐらい出ると見積もってお金を投入しています。投資と投機の主な違いは時間軸の違いです。
投資であれば、数年~数十年を見込んでいます。

投機

投機であれば、数秒~数日をターゲットにしています。ここの時間軸が短ければ短いほど難易度はあがります。株式市場で投資(主に投機)して勝てる人は1割、残り9割は負けるというのは、この時間軸を短く設定した投機世界での戦いのお話です。投機、投資の世界は全員が勝つものではない、安いところを買って高くなったところで他の人に売りつけて自分が利益を出す。ババ抜きゲームなんです。(ゼロサムゲームと呼ばれる)。相手は機関投資家と言われるプロたちで資産が数百億単位あり、数億、数十億で動かしてくる相手や、プロの個人投資家(数千万~数億)ということを理解してください。投機とは、この人たちを相手にマネーゲームをするわけですから、相当難易度が高いということは大前提理解しましょう。


投資

一方で、投資は、長期を大前提にしていて、短期で大儲けすることを意図してないため、難易度は一気に下がる。もちろん何を買うのかは大事。
個別株なら過去のチャートテクニカル分析、業績分析、ファンダメンタルズ分析は最低限やらないといけない。お祈り塩漬け投資はやめよう。
お金は大事だよ~♪
投資信託なら、20年間の平均利回りを見ておく必要がある。一つの目安としてSP500を超えられる年利を20年間叩き続けられるのか?

不動産投資の考え方も似ていて、この物件を買ったときの利回りがどれくらいか?仮に融資してもらい買った(借金した)金額は、どれくらいの期間でペイして利益を生み出すことが出来るのか?その期間が短いに越したことはないが。そこの出口を考えるのが投資では絶対に外せない。利益の出口を考えていなければ、ギャンブルと同じです。

ギャンブル


ギャンブルは、出口がなくて、放心状態でお金を投じている感じです。目先の勝ち負けに一喜一憂している感じで、これくらい勝ったからやめよう、これくらい負けたから辞めようと決めていなくて、目標もなければ、終わりも見えないある意味一種の依存症です。
パチンコや競馬で生計を立ててる人は一定数いますが、その人たちは、投機であり短期間の出口がある程度決まっていると思います。
運任せ、依存症、負け犬の人たちのお金がこういう勝ち組(出口を決めて、自分のルールを守っている)人たちに流れているということを理解してください。

投資の世界との出会い

不動産投資エアビー(民泊投資)との出会い

私が投資の世界と出会ったのは、2016年でした。最初は不動産投資にトライをしようと思いました。AirBandBが流行っていた時でした。そう今でいう民泊です。本来又貸しのために、賃貸物件を借りることはほとんどの賃貸物件では規約違反ですが、多くの人が2014年頃から始めて問題になってました。私も後発ではあったものの、築30年物件、両国駅2分、2DK50平米を75000円で借りました。家賃も値切りました。(本来は77000円)普通に考えるとあり得ない価格です。これをエアビーのサイトに掲載しインバウンド向けに貸し出すことをしました。清掃は、中国系の清掃業者に1回あたり5000円で依頼しました。(利用者がチェックアウト時のみ清掃)掃除費用も1泊の単価に計上されてます。月の稼働平均は24日前後でした。1泊約6,000-10,000円で設定しておりました。月最高売り上げは30万円でした。敷金返金、家具家電も含め70万円は初期投資しましたが、数か月で回収しました。そこから半年が経ち、インバウンドも加速すると中国人観光客が一気に増えだした2017年のこと、ある中国人観光客のマナーが悪すぎて同じマンションの住民と揉めてしまい、管理会社から咎められることになりました。それを機に民泊をしていることがバレてしまい強制退去になりました。元本割れしなかったので、投資としては成功と言えました。退去を余儀なくされ、別の投資をしようと決意しました。そこで出会ったのがビットコインでした。

仮想通貨ビットコインとの出会い

私が仮想通貨ビットコインと出会ったのは2017年の6月頃でした。その頃は、まだ1ビットコイン30万円前後でした。今は1000万円になっています。あの時考えると30倍になるなんて想像していませんでした。
結果論ですが、持ってればよかったな・・・。実は始めたばかりの時は、すぐ上がって、売って、また高いところで買い戻してなんて、投機でもない、ギャンブルをしていました。いつ買ってもまた上がるから大丈夫と自信ありげに。ビットコインが爆上げしているのを横目にアルトコイン達(ビットコイン以外の仮想通貨)が爆上げしているのをみて、なぜ自分の持ってる仮想通貨は上がらないんだ!!と怒り、売って、上がりまくったアルトコイン達を買いに行きました。そう、それが地獄の始まりだったんです。短期で売り買いして大して儲からないビットコインに嫌気がさして、めちゃくちゃ短期で数倍になってるやつを調べもしないでTwitterのインフルエンサーたちの話を鵜呑みにして高値掴みしてしまいました。実はその頃は2017年の12月で出川哲朗がコインチェックのCMで仮想通貨の宣伝をしていたんです。靴磨きの少年が買う時がバブルの天井だって、聞いたことあると思いますが、まさにそれでした。ビットコインは240万円をつけて大暴落をしはじめました。一か月で120万円になりました。一年後には60万円に、そして最安時は2019年あたりで39万円まで戻しました。8分の1近く下落しました。まだビットコインなら可愛いもので、その時、アルトコインを沢山買ってた私は、資産が200分の1になりました。1000万円が5万円に。実は、当時1000万円くらい貯金をしていて、それがアルトコイン群に入れて、半分になり、それを別のアルトコインに移してICO上場直後のWOWBIT(株でいう仕手、IPO株、)を買い500万円が数か月で5万円になりました。悪夢の2018年でした。
仮想通貨はダメだと思い、株の世界に行きました。

株の世界との出会い

貯金がなくても実家暮らしで働けば、それなりに貯金ができることがわかってた私は、賞与も入れて数か月で400万円くらい貯めることができました。株の世界は深くて何から始めればいいか分からない世界ではあったので、投資スクールなどTwitterで検索したりしてスクールに行きました。そのスクールは生徒から50万円巻き上げて、銘柄だけを推奨する機関投資家の餌食、養分を排出する学校でした。散々、銘柄を高値で買い煽って、個人投資家を嵌め込む、2倍になる絶対上がるといって、個人投資家が買ったところに機関投資家(仕手集団)が売りをぶつけるそんなスクールでした。買った人は塩漬けか、損切りでした。
不勉強だった私はここでもかなりの資産を溶かしてしまいます。仮想通貨の時の悔しさから、短期で上がるものばかりを狙ってそれが、仕手株であっても危険なものでも気にしなかったからです。さらには信用取引(自分の原資を担保にして借金)をして、大損。
株はダメだと思い、FX、CFDの世界に行きました。

FXの世界との出会い

また貯金をしなおし1年後再出発をしました。500万円を元手に始めました。2019年の冬に始め、豪ドル円のショート(売り)ポジションを握りました。2019年1月2日の朝、対円ペアのすべての通貨が大暴落してセーリングクライマックスを迎えました。当然、売りポジションだった私は大儲けです。(前提に500万円を25倍レバレッジで運用していた)
1日で含み益が1000万円を突破しました。最高に脳汁が出た瞬間でしたね。本来投資家、投機家であれば、ここで元本を口座に戻して勝った分だけで再投資するというのが常勝の基本です。当時の私には理解もできず、そのままレバレッジを上げて運用していきます。
2020年になり、コロナショックが起きた時ですが、原油価格がマイナスになった奇跡の年でした。私はFXだけでは物足りず、CFD取引をし原油の売りポジションを取りました。しかし、その時のポジションは最悪で、原油がマイナスになりプラス価格に戻り20ドルまで戻してきた時だったんです。
そこから反転する時に、売っていたんです。機関投資家達の反対をし続けました。FXでいい気になっていた私は、自分には死角はないと有頂天になっていました。おかげで2000万円まで膨らんだ資産がわずか1ヵ月で20万円になってしまいました。その後もお金をためてはFXをやり思わしくない結果が続きました。

負けてもやめられない依存症の始まり

そう、私がやっていたのは、投資でも、投機でもない、ただのギャンブル。全く出口が見えない。目標がない、人に煽られたのを売り買いする、自分の正しい見方もなく、あるのは偏見だけ。負けた分を取り返そうと、コツコツ働いたお金を入れては溶かしを繰り返しました。パチンコや競馬に依存して負けている人たちと変わりません。幸い私は借金をしていなかったことにつきます。酷い人たちは借金してFXしてお金を溶かしてしまう。これが一番最悪です。自分のお金なら健康な体があればなんとかなります。短期スタイルは兼業の自分には合わないということを悟るまで凄く時間がかかりました。これは向き、不向きがあるので、私が合わないから皆さんが向いてないという意味ではありません。

長期投資との出会い

これは、父がゴールドを数年単位で保有していたことが教訓です。実はゴールドが2013年の時高値から下落トレンドに入ってる最中に1500ドルで銀行に進められて50万ドルほど購入してしまい、その後1100ドルまで下落をして含み損を抱えていました。しかし、数年たち、2020年には2000ドルを超えました。これが長期投資の強さだとわかりました。(もちろん大前提には価値のある強いものを買わないといけません)仮想通貨のビットコインとイーサリアムもこれに該当します。その他はゴミです。
仮想通貨暴落が始まりリバウンドしたころ、1ビットコイン60万円の時、父は0.5ビットコイン購入しており、それを未だに売却していません。
そう5年で18倍です。60万で買ったビットコインは1000万円を突破しているんです。
ゴールド、ビットコイン、イーサリアムには価値の裏付けがあります。そして、それらの発行数は年々減り、価値がますます高まります。ゴールドは採掘量が減ります。ビットコインは半減期で減ります。気になる方は調べてください。
下がってもいつか上がる、長期上昇トレンドなんです。
日本円みたいに日銀がじゃぶじゃぶ印刷しているものとは訳が違うんです。

これらの経験を基に長期で買える投資信託を始めました。やはりアメリカ株は最強です。nisaは何を買えばいいの?の回で説明している通りです。

投資初心者は絶対に真似するな

FXでのハイレバレッジ取引ばかり、冷静な判断が出来るようになれません。
株式での常に信用2階建で投機すること。レバレッジと信用取引は借金ということを忘れてはいけません。増えるときは倍々で増えるが減る時は一気に地獄逝きです。
IPO株、ICOなど、短期の投機勢が集まるところは触りません。完全に機関投資家のマネーゲームで札束と札束で殴り合いをしています。そこからこっそりお金を奪いにいくわけですから。
短期で必ず成果が出ないからと言って、短期で値動きが激しいものに飛びつく行為など。

まとめ

投資対効果を考える。長期で見積もることを意識する。長期の方が難易度が下がる。
人の言葉を信じるな。投資に絶対はない。投資リスクは許容範囲でやれ。
最低30年分のチャートは分析しろ。

上述のように、短期売買の投機が合う人も中にはいますが、小資金でスタートすることを勧めます。小資金しかない人は種銭をもっと稼いでからやりましょう。但し、まとまったお金がある人は、数百万クラスは投資信託をコアにしてサテライト枠数十万で勉強のため投機をしてもいいかもしれません。向き不向きは分かれます。やはりコアに投資信託があって、遊びで個別株やfxをすると気持ちの余裕が出ます。
兼業の人は長期で投資信託を買うことを強く勧めます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?