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自分の体型にあったスタイルで

前のノート「試合で勝つには」の続きみたいな形になるが、自分にあったスタイルについて書いていこうと思う。

皆、自分の体に合うガードor技が絶対にある

青帯にもなると得意、不得意がある中で、ある程度みんな自分のスタイルが確立されているはずだ。

これを再実感したのって試合で負けた時!
前のノートでは、自分のスタイルに嵌め込めたら勝った!って書いたんだけど、逆で、自分が試合で負けた時って相手のスタイルに完全にはめ込まれたときだったんだよね。すごく当たり前だけど、負けた時、暫く気づけなかった。

じゃあ、どうやってみんな自分に合うスタイルを見つける「自分の体型にあった戦い方がある」これに尽きる。

大体下記の2パターンの柔術家が多い

・太くて、短くて筋肉が詰まってるタイプ

トップからは、割とパワー系パスが多い。トレアナ、ショルダードライブ、エックスパス、スタックパス、ニースライスパス、クラッシュパス、オーバーアンダーパスなど。

ボトムからの場合、圧倒的にハーフガード、ディープハーフガード、クローズドガード、が多い。オープンガード率は低め。

※こういう体型が試合で、引き込んできたら大体、ハーフガードORディープハーフガードに入ることが多い

ディープハーフガードなら、ブリッジスイープと背負いスイープ両方あるので注意したい。

青帯の時代、ディープハーフガード使いに苦戦して膠着して最後の1分でスイープされた苦い経験がある。ディープハーフガードほど厄介なものはない。

ハーフガードなら、脇さしからのスイープ。まれにダブルXガード、ウエイターガード系も使う。脇さされるのと、潜られるの警戒したい。

理由は簡単だ、足が短いからオープンガードはパスされやすい。逆に短足で筋肉を活かした方が、密着力、スイープ力が高いからだ。

・細く、長くて筋肉が引き締まってるタイプ

トップからの場合、上述したパスももちろん、割と手足の長さを生かしたパスが多い印象的。
クロスグリップパス、レッグドラッグパス、ロール系のパス。横に回られたら、手足短い人はついてこれない。

ボトムからは圧倒的に、デラヒーバが多い。クローズドガード→デラヒーバ(ワームの組み合わせ)、+ベリンボロ。これが最近の試合(モダン系)の鉄板スタイル。普通にデラヒーバならそこまでじゃないけど、一回クローズドに入れてからラぺラ剥がしてのデラヒーバ(リバデラワーム)は想像以上に鬱陶しい。ちなみにスクイッドガード使いもいるので、ラぺラ剥がされたら警戒。

デラヒーバ以外だとコントロール力の高い(シャロ―含む)ディープラッソー+スパイダーガード。

ちなみにクローズドガード単体使いもいるので要警戒。一番厄介なのは、足が長い人のクローズガード。クローズ塩漬け作戦もあるので。。。足が短い人のクローズガードは割れやすいので、短い人はあまり得意としてこない傾向がある。短い人でクローズガードが得意な人は別格なので、要要要警戒。

※こういう体型がボトムになった時、白~紫は、スパイダーラッソーになる形が多くて、圧倒的に三角締めが来ることを警戒したほうがいい。特にスパイダーとラッソー使いなら。デラヒーバならワームガードくるの意識する。

もし上述したスタイルじゃなくて、シッティング→ダブルガード→(ノーギにはめっちゃ多い、軽量級の紫帯以上の試合ではザラ)の展開だとベリンボロ、フットロック狙いが結構多い印象。さらには、インバーテッドガードも強くてトップからパス出来ない→引き込んでクローズガードに入れて展開を作るなど、相手のスタイルに翻弄させない。(アダルトであれば、時間はあるので、2点は捨てる覚悟でもいい)

余談だけど、デラヒーバさんって足が30センチもあって、足長くて膝関節も柔らかい。そんな人が考えたガードって可動域ない短足には正直向かない苦笑

まとめ

①自分の体型に合ったスタイルを探した方が効率的

上記に記したスタイルが割と多い。
自分の体形にあったガードおよび、パスを学習した方が、圧倒的にショートカットで伸びる。明らかに自分にあってないスタイルを練習しても時間がかかって効率が悪い。

②対戦相手の体型は把握しておこう

試合で対戦する相手の体型、こういうスタイルが来るカモの予測はしておいた方が良い。試合動画あるなら予習も、視野に。

※全日本選手権とかだと現役のMMA選手が普通に出てくる。大体トップからテイクダウン狙って、パスゴリ押しっていうのが多い印象。白帯~紫帯。MMAのルール的には、下は判定的に不利なので、、柔術の試合でも、圧倒的に上を取りたい印象。





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