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今朝のウォーキングミュージック ジェイムス・ギャング「ライブ・アゲイン」1970

今朝のウォーキングミュージック
ジェイムス・ギャング「Rides Again」1970年

これはリアルタイムで聴いたわけではなく、後追い。
ジョーウォルシュのアルバムは、初めて聴いたのが、イーグルスのメンバーとかゲストで入った名ライブ盤。
これは実によく出来た大傑作ライブ盤。
6曲だけなのが残念に思う、全ての音が刺さる大好きなライブ盤。

そこから、ジョー・ウォルシュのソロ「バーンストーム」聴いたら、明るいイメージだけでなく、ジャケット写真の荒涼な風景をそのまま音にしたような面やライブでも垣間見せたインスト部分の叙情性とか見事にはまり、「ザ・スモーカー」「ソウ・ワット」といっぺんに買いました。
ギター主体の派手な「ウォーク・アウェイ」「ターン・トゥ・ストーン」「ロッキー・マウンテン・ウェイ」とかだけでないリリカルで繊細な音作りに、見事に魅了された。
ちょいと愉快な「オールナイト・ランドリー」とか楽しい曲もいい。

そのあと、さらにさかのぼり
ジェイムス・ギャングのライブ盤「イン・コンサート」を買い、トリオだとギターでなくキーボードをジョー・ウォルシュが弾いたりして、多彩な曲をこの時期からやってんだ、と次はスタジオ盤だ、と買ったのが、この「ライズ・アゲイン」。
代表曲「ファンクNO.49」から始まり、多彩な曲があり、この頃から幅広い音楽性を発揮してたのか、とびっくりしたっけ。

今から思うと
ジョー・ウォルシュとしてのソロも
ジェイムス・ギャングも
どちらもライブ盤から入ったかたち。

ライブ盤、好きだったんだね。

また、ジョー・ウォルシュのソロでの武道館公演
当日券を買おうとしたら
見知らぬ女の子に
「このチケット、使えるのかなあ?」と話しかけられ
その子は、美容師さんで、お客様にジョー・ウォルシュのチケットを貰ったとのこと。
チケット見せてもらい
「使えるんじゃない?」
「では、2枚ありますから、これで入りませんか?」
というラッキーな出来事は、実に良い思い出。
無料でコンサートを楽しみ
帰りに飲みに誘い、……
しかし
別れ際に、なんとなく電話番号も美容院も聞かず、そのまま。
今から思うと
そのまま連絡先を聞き、継続すればよかったな、と。
もったいないことした(苦笑)

と、ジョー・ウォルシュを聴くと
たまに思い出す。
たぶん、その人もだいぶお歳。
あの一夜、覚えているのだろうか?
私はけっこう覚えているんだが。

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