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『春は遠き夢の果てに』第三部 ~秋月夜~
第二部までこちらで公開しておりました『春は遠き夢の果てに』、最終章の『秋月夜』篇をアップ開始致します。
起稿してから書き上げるまで、7年くらいかかってるかな(^_^)。一部、二部と書き上げるごとに、ちょっと達成感があって間空いちゃいまして。初めの方とは文体も変わってたりするのですが、でも書き始めると、気持ちはすぐに花城の町にとんで、美佳さんや健吾くんと一緒にあれこれ悩んでる気分になります。
存分に熟成させただけあって(^_^)、最初にはなかったシーンもたくさん生まれてきて、まさにその時にしか書けない描写もあったので、良かったことにします。
ぼくの書き方は、浮かんでくるイメージを繋いでゆく感じで、物語を組み立てたりは全然しないので、他者が読んでどう感じられるか分からないのですが、でも、分かって頂ける方は分かって下さるだろうって信じてます。
ラストシーンはもう何年も前から頭の中にあって、書き上げた時には感無量でありました。
美佳さんに健吾くんに優希は、ぼくの深い所から生まれた分身そのもので、愛しくって仕方がないです。彼らがそれぞれの幸福を掴んでくれたことで、やっとぼくも人生の第一歩を踏み出せたような気がしてます。
第一部『逢谷絶勝』はこちらから↓
第二部『春は遠き夢の果てに』はこちらから↓
第三部『秋月夜』は次のエントリーから始めます。
立春の今宵。
読んでいただけた方に、それぞれの春が来るように祈念しつつ。
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