はじまりの日
もう、かれこれ2か月になるのか。
こんなことを他人に話してよいものなのか。
初めは、絶好調の気分からの転落からきた。
前の日までは、なんでもできる、誰にも負けない…そんな気分の高まりの
なかで毎日を過ごしていたのに。
朝起きようとしたら手足のシビレを感じた。
夕べからずっとこの疼くような痛みに堪えていたようだ。
痙攣といった方がよいかもしれない。
無意識のうちに腕を頭の上で組んで、両手の震えに耐えようとしていた。
熱はないが体がだるい。アタマも重くて鈍痛がする。
久しぶりの感覚であるが、ここまでの不調は生まれて初めてだった。
それが長い夏休みのスタートイベントなのである。
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