見出し画像

新潟薬科大学 2019年度代謝・内分泌系の疾患と薬 神田・若林担当分

 新潟薬科大学薬学部の元学生です。8年半いましたが、配る後輩や相手がいないので、写しを公開します。参考にしていただけると幸いです。(25)~(30)は写すの忘れました・・・・。解答は自分が調べて出したので、アテにしない方が良いです。


代謝・内分泌系の疾患と薬
令和2年1月29日2限実施
神田・若林担当分
・1型糖尿病は膵臓の(1)細胞の破壊によりインスリンが生合成されなくなり発症する。 糖尿病性(2)は1型糖尿病でのインスリンでの中断等の血糖管理悪化で発症し、脱水や (3)、腹痛などが発症する。2型糖尿病は家族歴などの遺伝因子やインスリン抵抗性の病 態、過食や(4)、運動不足、ストレス等も発症因子となる。
・発症中期には(5)、(6)、(7)等の三大合併症を発症する場合がある。血糖コントロー ル状態の指標として(8)が汎用される。高血糖を改善するためには食後の過血糖を抑制す ることが肝要でαグルコシダーゼ阻害剤の(9)が適応され、その服用時刻は(10)であ る。その頻度の高い消化器系の副作用に(11)がある。新規糖尿病治療薬として効果の高 い DPP-4 阻害薬の(12)や SGLT2阻害薬の(13)も汎用されるが、SGLT2 阻害薬服用による(14)、(15)の発症に注意が必要である。糖尿病の薬物治療開始前には(16)、 (17)を行い、改善を図ることが最も大切である。
・エパレスタットや(18)等は(7)の改善に適応される。脂質異常症の診断基準として LDL-コレステロール、Non-HDL-コレステロール、(19)が用いられる。上記の高血糖、 脂質異常症に加えて(20)が長期間持続すると(21)が助長され重篤な循環器障害が起 こる危険性が増す。高尿酸血症の患者は尿酸(22)型が多く、その治療には(23)と尿 酸結石形成予防目的に(24)が適応される。
・続発性骨粗鬆症を誘発する因子には(31)や(32)がある。骨粗鬆症性骨折の後発部 位である(33)の骨折は患者の QOL や生予後を著しく悪化させる。骨代謝回転の評価に は、骨形成マーカーの(34)や骨吸収マーカーの(35)、骨マトリックス関連マーカー の(36)が測定される。骨粗鬆症治療薬である副甲状腺ホルモン製剤の(37)は主に(3 8)を促進させる骨量を増加させるが、その適応は(39)患者に限られ、投与期間は(4 0)である。
中枢性尿崩症は下垂体後葉ホルモンである(41)の分泌不全を原因とし、主な症状として (42)が認められ、その薬物治療には(43)の鼻腔内投与が行われる。


解答
(1)ランゲルハンス島β(2)ケトアシドーシス(3)悪心、嘔吐(4)肥満(5)糖尿 病性腎症(6)糖尿病性網膜症(7)末梢神経障害(8)HbA1c(9)ボグリボース(10) 食直前(11)鼓腸、放屁(12)シタグリプチン(13)イプラグリフロジン(14)低 血糖(15)腎盂腎炎(16)食事管理(17)運動療法(18)プレガバリン(19)HDL -コレステロール(20)高血糖高血圧(21)動脈硬化症(22)排泄低下型(23)ベ ンズブロマン(24)クエン酸ナトリウム(31)~(32)関節リウマチ、糖尿病、CKD、 クッシング症候群(33)大腿骨近位部<頸部>(34)オステカルシン、骨型アルカリフ ォスファターゼ、I 型プロコラーゲン、プロペプチド(35)ピリジノリン、デオキシピリ ジノリン、I 型コラーゲン架橋 N-テロペプチド、I 型コラーゲン架橋 C-テロペプチド、酒石 酸抵抗性酸ホスファターゼ(36)低カルボキシル化オステカルシン、ペンドシジン、ホモ シスチン(37)テリパラチド(38)骨代謝回転(39)重症型の骨密度低下(40)2 4ヵ月(41)バソプレシン(42)口渇、多飲、多尿(43)デスモプレシン酢酸塩

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?