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速さこそ正義

今回の部員日記は、商学部2年村田雅常が担当させていただきます。

まだ秋の訪れは感じられず、暑い日が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。僕は契約していたAbemaプレミアムの無料お試し期間が切れていたことに先程気付き、バッドに入っております。なぜ、そろそろ期限切れだよと教えてくれないのでしょうか。不愉快です。

さて、今回の部員日記ですが、リアルタイムアタック、通称RTAについて書こうと思います。ご一読頂けると幸甚です。

RTAとは、real time attackの頭文字をとったもので、ゲームクリアまでにかかる時間を競うものです。主にゲーム分野で使われている用語ですが、ゲームといっても、スマブラやPUBGなどの対戦ゲームではなく、明確にゴール地点が定められているものにおいて行われます。実際、様々なゲームで行われているのですが、その一つ一つにいくつもの固有の技、テクニックが存在します。いくつか紹介します。

①スーパーマリオ64
1996年に発売されたこのゲームは、今でも更なるタイム短縮を目指して世界中のプレイヤーがしのぎを削っております。スター0枚、16枚、120枚などいくつかの種目がありますが、どの種目でも使われるケツワープという技を紹介したいと思います。
ケツワープとは、各所に存在する障害物を強行突破する超高速移動法です。このゲームには無限階段と呼ばれるとても長い階段があるのですが、そこもこの技を使えば一瞬です。仕組みを説明するのは骨が折れるので、ピクシブ百科事典から引っ張ってきました。
「要するに『壁に向かって後ろ幅跳びをタイミングよく連続して繰りだすことによりマリオに加速度が蓄積され、最終的にとんでもない速度でマリオが吹っ飛んでいく』というもの」だそうです。
実際に見てもらうのが一番ですね。

②ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド
このゲームはやれることの幅がとてつもなく広いので、その分RTAの種目も技も多数あります。ですので、多数ある技の中でもド派手な技、BtBを紹介します。
これはbullet time bounceの頭文字をとったもので、bulletなんていうことからわかる通り、凄まじいスピードで遠くまで飛んでいく技です。2.5キロほどの距離を、ゲーム自体が処理のために停止している時間を含めて50秒ほどで移動できます。このゲームの主人公リンクの移動速度はダッシュ時に時速30キロ程なので、2.5キロ移動するには少なくとも5分以上かかります。
かなり複雑な技なので説明は省きますが、かなり見栄えのある技なので是非見て頂きたいです。

③リングフィットアドベンチャー
コロナ禍で流行っていましたこのゲームにもRTAが存在します。実際に自分の体を動かすトレーニング用のゲームですから、RTA走者の風貌は一般的なゲーマーのそれとは大きく異なります。ムキムキです。
このゲームのRTAなんですが、なんと、rta in japanという大型イベントで大勢の人が見つめる中17:00の大台に乗せた走者がいるんです。
まず、rta in japanというイベントですが、このイベントでは様々なゲームのRTA走者が一堂に会し、実際にそれぞれがゲームをプレーします。そして、2021年夏に行われたこのイベントにおいて、えぬわたという走者がこのゲームのRTAで大きな壁とされていた17:00ぴったしでゴールしたんです。それはまたすごい盛り上がりで、この映像はライブ配信されていたんですが、なんと17万人もの人々が視聴していたらしいです。この動画は残っていて、実況解説もついていて非常に面白い内容ですので、おすすめです。
因みに、えぬわたという走者は28時間ずっと走り続けて、リングフィットアドベンチャー完全クリアの世界記録も持っているらしいです。

④阿部寛ホームページ
今までとは大分趣向が変わります。そもそもゲームですらありませんが、このRTAはどれだけ遅く阿部寛のホームページを開けるかというものです。
これだけでは意味がわからないと思いますので説明します。阿部寛さんのホームページは読み込みが爆速なんです。知らなかった方は今から検索してみて欲しいんですが、とにかく速いです。どれだけ回線が悪くても一瞬で開きます。
そして、このRTAはどれだけこのサイトを遅く開くか。つまり、どれだけ回線を重くできるかを競うものです。
実際のタイムが4時間29分25秒。これだけの為にここまでするかと笑えますので、この動画もおすすめです。

この他にもたくさん面白いRTAがあります。青鬼というゲームの「【青鬼TA】営業成績一位の男にガチ実況させてみた」という動画なんかは、一つの動画としてとても面白いのでおすすめです。

今回はここまでです。僕も最近ハマっているピクミン4で記録狙えないかなと思って奮闘中です。ゲームが下手でも結構楽しめるので、興味を持った方RTA挑戦してみて下さい。

長く拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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