【個別相談】店舗の集客改善アドバイス例
お疲れ様です!
月次でクライアント先訪問をしている外山です。
先日、こんな質問を受けました。
「顧客が集まりません。集客をどう改善すれば良いでしょうか?」
この方は、茨城県でエステ事業を展開する店舗経営者。
これまで紹介中心に顧客獲得できていたものの、
一定規模以上に大きくならず、新規集客に苦戦していました。
この方の場合、僕の意見では、
下記の流れに沿って考えるのが大切だとお答えしました。
【集客改善フロー】
① 過去の集客方法(媒体・広告文)と集客結果を整理する
② 広告の投資対効果が高い順に整理する
③ 投資対効果が高いものから実践する
④ 実践後、初回のサービス粗利で広告投資が回収できなければ、別の集客戦略を考える
たった、これだけです。
今回ご相談いただいた店舗ビジネス経営者の方の事例だと、過去にチラシで新規顧客の獲得に成功。
その際は、チラシの制作原価が1万円かかり、1名来店に成功。
また、地方紙で5万円のミニ広告枠に掲載し、2名来店したこともあったようでした。
この場合、
・チラシだと1来店コストが1万円
・地方紙だと1来店コストが2.5万円
と整理できます。
そこで、僕が提案したアドバイスでは、
「お金をかけずに集客したいのであれば、チラシをたくさん撒けば良いですよ」
と、いうシンプルなものでした。
「でも、1名しか来店してくれなかったんです…」と店舗経営者も回答。
詳しく話を聞いてみると、1名しか来店はしていないものの、高額のエステ契約はしてくれた優良顧客が反応してくれていたようでした。
そのため、僕の結論はやっぱり、
「前回よりも、広範囲にチラシを撒きましょう。また、チラシを配布する頻度も上げましょう」
という提案です。
その後、実際に、チラシ配布から実行に移したようで、今ではチラシを配るたびに、エステの高額商品が1名は必ず売れる(粗利は約8万円)。
だから、チラシを配る回数を増やせば増やすほど、売上が右肩上がりにあがり、予約もいっぱいに。その後の、リピートも加味して、多くの利益が残るようになった、と嬉しそうに回答してくれました。
一般的には、広告を配信することで、一気に大きな売上を作るのを狙うという選択肢もあるとは思います。一方で、運転資金の少ない時期の経営にはリスクが大きすぎると私は考えています。
なので、今回のように小予算でのスモールテストから開始し、利益が確実に残る事業構築ができてから、広告投資は徐々に大きくしていく方が確実だと僕は思っています。
今回は、小予算でもできる新規集客の事例紹介でした。
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ではまた次回の投稿でお会いしましょう。
外山
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