赤子

「俺だって彼女とデートしたかった」

まぁそれは今のところいいのだが。赤子が寝ている。
体外受精を手手伝った元医者神崎すみれ「ごめんて、私が金に
汚くてごめんね」
半陰陽で、ミュラー管遺残症の俺は男であるにもかかわらず
子宮と卵管と膣をもつ。
まぁいいけどさぁ、結局手伝ったっても、それで死んでないし
なにより素の一軒で反省して医者やめたし

「まぁそれはいいんだけさ」
神崎さん、ガバイトでなんでいるの
「まさか、、、神崎さん」
ー-男性だったら何してもいい、神崎さんはそういうところがある
「神崎さぁーーん」
麻酔。ー-今度は神崎さんがするのは、いけにえのためではなく。
、、、神にするための計画。そのために子供を孕ませるというのだ
「おやすみ」
体外受精で子供ができる。

―ーごめんね「レモン君」だけど男では私の知る限りレモン君だけなの
、、。ミュラー管遺残症の検体はだから実験台にさせてもらうね
大丈夫。畑も種もなくならそうとする人を止めるから
「あなたは、、、私の貴重なデータ、、、」
ー医者は欺瞞だらけで、己の出世のことしか考えずがんを本当になおせるものがあるのにしない
「、、だから私は、そんな医者とは違うの、、、公正無私の判決を与えるわ
データを、情報を欺瞞で消すのはいやぁだから、、だからうふひうふふ」
ー-着床完了。「お疲れレモン君。今度の精子の人はね。私のお父さんなの娘の計画のために協力してくれたのよ」
ー-兄も父もいい人よね。

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