奴隷

「、、、なんで、、、なんで、、、死んでいくの」

ー--国は助けてくれない、お役人が、ルールにそったものが冷たい目線を向けてくる
(わん、が守るんだ)
目の前で守れなかった「ソテツガナシ」と何度呼ばれても。黒糖地獄から救えなかった

「、、、なぁ、あのときの俺たちに家人を押し付けてきたお役人のような
どこにもでいんのな」
ー-嫌いだ。こんな毒のある植物を待ち望んでくれたみんな

あとなんかい
あと何回支配されればいい。
「、、、性格のいい権力者なんていない」
ー-それが持論だ
「いるわけがない、そうだった昔から」

ー-毒のある果実、ナリを食べ、ナリ味噌にして、ナリガイ
にしたみんなすらも
「、、、結局のところ、自分たちを家人にして、痛めつけてきた
やつらが作れ、作れっていったものを、誇りにして
俺(ソテツ)のことは、地獄ってののしる、、、そんなもんだろ」

だからなんだよ
舞台片手に告げる
「気に食わない、木に食わない」
、、、砂糖が嫌いだ。,、、大っ嫌いだ
、、自分たちを支配してたやつらが、金にしていた
「、、、島の焼酎、砂糖はいってるからのまねぇよ一滴たりとも」
俺はな
、飲まないんじゃなくて飲めないんだ

離れたところで

南の女が腕を組む
「ー-結局何もできなかった
、、、、飯を作れても、少しだけ傷をいやすことができても
、、、誰も守れなかった」
ー--だから、黒糖地獄で守り抜いたあいつが憎い
でも尊敬してる


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