4こども

私にはこどもがいる。
大変に元気で、私のことを好きでいてくれる
ありがたい存在。

そんなに、こどもが好きだったわけではなく、
こどもが絶対に欲しかったわけでもない。
漠然といつか欲しいなぁくらいの気持ち。
夫の希望と社会からの圧力(夫婦にはこどもがいて当たり前的な空気感)から、幸運にも妊娠→出産に至った。

でも今は、こどもがいない生活は考えられない。

こどもとの生活で1つ忘れないようにしていることがある。
私とこどもは「全く別の個体である」ということ。自分のこどもだとしても、意志を持った別人格で、100%私のコントロール下に置く事は難しい。
ということを、こどもと子育てを通じて教えて貰えたと思っている。

現実には、
ぜんっぜんゆう事聞かへんやん!
走るなって言ってるやろ!ちょっと待って!
触ったらあかんって!
みたいな事の繰り返しから気づいた。と思う。
あ、これは無理やなと。言い聞かせるとか、親の意向に沿わせるとか無理。
私のイライラを減らすためにも、どうにかして、歩み寄るかしかないなと。諦めた部分もあるし、
こどもといえど他人を思い通りにするなんて、思いあがってるわと気づいた。

私のこどもは割と頑固で、自ら納得しないとダメな性格に思う。赤ちゃんの時から、私はそう感じていた。
反対に私は、何事にもあんまりこだわりがなく、他の人に合わせがち。自分の意見や本音を言うのも少し苦手。(と自分では思っている。)

だから、命の危険がない時、他人の迷惑にならない時、過度な金銭的負担が発生しない時はできるだけこどもの希望を尊重したいと思っている。(100%ではない、時と場合と余裕の有無による。)

例えば外食する時のお店、駅に向かう時の道順、休日の過ごし方、見たいテレビ番組、電車に乗る時の車両選び、今日着たい洋服等。
書き出してみたら、あんまり大層なことはやってなかった。
実際、こどもがそんなにこの道から駅に行きたいって言うならまぁええか。とかマック食べたい!とかに付き合うとかそんな感じ。
渋々付き合ってる時もまぁあるし、大人のよく分からん理屈で言いくるめちゃうときもある。(ゴメン)

ワガママとの線引きが難しいし、ひょっとすると甘やかしていると思われるかもしれない。
でも、それが私たちにとって過ごしやすい方法だと思っている。
一方でこの頃、こどもの方が自主的に私に選択権を譲ってくれたり、私のやりたい事を聞いてくれたりする事があって、成長を感じる。

これから、こどもが大きくなっても、家族以外の集団の中で過ごす時も、無闇に他人に遠慮せずに自分を主張できるようになるといいなぁと淡く考えている。こどもの割と頑固なところが、実は長所なのかなと思っているから。

自分で考えて自分の意志を、正しく伝えられる人になって欲しい。(私は苦手なので。特に瞬発力に欠ける。)

社会の中で、実行していくのは結構難しいか!?
私を反面教師にして!笑






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