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入院した話『1.事の始まり』【巨大子宮筋腫】

どうも初めまして。今年で40歳になる独身です。名前まだ決めてません。

この度、巨大子宮筋腫と診断され入院し、退院してきました。
入院中に他の患者さんとの話で、記録として残しておけば?と言われて、事の顛末をまとめることにしました。
事実を元にした体験談ですが、身バレ防止のため少しだけフェイク入れています。

気軽に読めるように小説風に軽めに書いていこうと思います。よろしくお願い致します。



1.事の始まり――

あれは初夏の暑い日、職場でいつものように仕事をしていると、些細なことでブチ切れた。

この会社、辞めてやるっ!

私は昔からそうなのだが、仕事を辞めると決意したときに一番気になっている健康面のチェックをしている。

その時一番気になっていたのが【お腹周り】だ。

2年位前からお腹周りが気になりだし、軽めのダイエットをしたのだが、減ることもなく、増える一方。
もしかして、筋腫が大きくなっているのかもしれない……。
過去に子宮筋腫と診断されていたが、色々あり観察で止まっていた。

産婦人科に良い思い出が無かった私は、それどころでは無かったのもあるがひたすらこの件を放置していた。
しかし、頻尿とお腹が重く仰向けで寝るのがしんどくなり遂に病院に行かなければと悩むようになる。

退職する判断材料が欲しかったので、病院に電話をかける。問題なければ会社を辞めれば良いし、問題あるならもう少し粘ろうと。

紹介状もなく初診だが、なんとか予約がとれた。

そのまま転職の準備もした。具体的には、オープンの集団面接があったのでそれの予約を入れる。

診察日まで2週間位あったので、転職に向けて準備と根回しをしていた。
まず、髪を切り眼鏡を新調。面接用の服の準備や、面接予定の会社へ下見も行った。
そして、職場の人と情報交換。何人かがその集団面接に応募をしていた。

あー、うん。向こうのが時給も良いからね。応募者全員退職したらかなりの痛手かもしれない。


そして、診察日。

エコーで見ただけでは、大きさが何処まであるか判断できないと言われた。

「血液検査の結果と、後日MRIで検査し状態を確認して摘出手術を行いましょう」

「手術ですか」

「ええ。筋腫が複数有り、かなりの大きさもある。卵巣も少し腫れています。これ以上放置することは出来ません。薬である程度小さくしてから摘出することになります」


「入院ですか?」

「大体1週間位は入院ですね。大きいので開腹手術になります。全摘出ですね」

全摘出と言われた以上に、約1週間入院というのが重かった。
何故なら、親の介護があるからだ。要介護4と診断されている親の面倒をどうするか。ソレばかりが頭を埋め尽くした。

「どれ位で動けるようになりますか?」

「うーん。入院後1週間は安静ですね。仕事等は控えてください。レルミナを処方しますので、本日から飲み続けてください」

「レルミナ?」

「簡単に言えばエストロゲンの分泌を止め、筋腫を小さくするお薬です」

「次の診察は、血液検査の結果後になります。筋腫の種類によって状況が変わります」

「わかりました。ありがとうございました」

そんな感じで、初診が終わった。
費用は初診料込みで約13,000円。

転職は諦めることが確定した瞬間でもあった。


まとめ
1.転職したいと思ったら、健康面のチェックをしてからが良い
理由は色々あるが、保険証の変更もそうだし、転職した直後に長期入院などになった場合、そのまま退職させられる可能性が高いから
前の職場でそういった理由で退職した人が何人も居たので……

2.大きな病院では紹介状が無くても受けられるが、初診料が掛かるので注意が必要。入院するとき見た張り紙で、値上げされるらしく7000円になるって書いてありました
予約は必須だと思う。必ず確認してから病院へ


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