お家で楽しくおいしいこと〜超簡単「魔法瓶で作る甘酒」レシピ
あっという間に世界中に感染が広がった新型コロナウィルス禍。
今回のSTAYHOMEライフを経験して、
私たちの暮らしは大きく変わりました。
この間に多くのことを学び、気づいたのではないでしょうか。
おうちごはんの楽しさ、大切さもそのひとつ。
自粛生活は少しずつゆるやかになっていくけれど、
いつもの暮らしを新しくつくり出す
#STAYSAFE の日々 は続きます。
これからも簡単にできておいしいことを広げたいと思います。
基本身近なものでささっと作れて間違いなくおいしいもの、
そして気持ちがふんわり和むものがいい。
友人から魔法瓶で作る手作り甘酒を教えてもらって、
すっかりはまっています。
魔法瓶でおかゆを作って温度を測り、米麹を混ぜてあとは数時間待つだけ。
夜寝る前に仕込んでおくと、朝には甘酒になっているという
ラクチンな作り方です。
普段雑穀入りのご飯を食べているので、甘酒用の白飯は別に炊き、
1回分ずつ小分けにして冷凍保存しています。
いつもはスーパーなどで簡単に手に入るサラサラの乾燥米麹を
使っていますが、浅草の乾物屋「萬藤」で低温乾燥の麹をゲットしました。
レトロなパッケージもなんだかそそられます。
午後の休憩タイムによく冷やした甘酒を飲むのが習慣になりました。
甘酒は「飲む点滴」と言われますが、自然な甘みもさっぱりと
まさに細胞にしみわたるようなおいしさです。
甘酒は大好きで、今まで買ったものを飲んでいましたが、
手作りの甘酒はほんとうにおいしい。
今回の自粛生活を通じて今までしなかった新しいことに
挑戦する機会が増えました。手作り甘酒もそのひとつ。
コロナウィルスの感染もまだまだ収まる気配がありません。
これからも #生活のアップデート をしていきたいと思います。
以下は教えてもらった甘酒の作り方から、持っている魔法瓶の
大きさに合わせて自分用に定量の目安を立てたもの。
米麹とごはんの比率で甘みが変わるようですが、
およそ6~700mlの甘酒ができます。適宜分量を調整して作ってみましょう。
仕込んでから寝かせる熟成時間によって、
すっきり爽やか(6時間)〜甘くて濃厚(12時間)
と味わいも好みで調整できます。
私は10時間くらい熟成させた味が好きです。
ちなみに甘酒作りに欠かせないキッチン用温度計は、ダイソーで
100円で買いました。昔ながらの赤いアルコール温度計が使いやすいです。
#超簡単魔法瓶で作る甘酒
材料 6~700ml分/ごはん100g、乾燥タイプの米麹120g、熱湯500ml
①ごはん100gを魔法瓶に入れて熱湯500mlを注ぎ
蓋をして1時間以上置いておかゆを作ります。
②おかゆの温度をきちんと60度に測り(ここすごく大事!)、
乾燥タイプの米麹を120g入れ、よくかき混ぜて蓋をします。
③6〜8時間置いておくと甘酒になっています。
10時間くらい長めに熟成させるとより甘みが増します。
好みでハンドミキサーでなめらかにします。
瓶に入れて冷蔵保存。冷蔵庫で2〜3日持ちます。
③好みで冷やしたまま、あるいは温めて飲みます。
すりおろした生姜を入れると風味が増します。
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デザイナー、美術家、料理家。イタリアはヴェネツィアに通い、東京においても小さなエネルギーで豊かに暮らす都市型スローライフ「ヴェネツィア的生活」を実践しています。ヴェネツィアのマンマから学んだ家庭料理と暮らしの極意を伝えます。