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お家で楽しくおいしいこと〜心と体に効く参鶏湯風お粥

新型コロナ禍、 #STAYHOMEの生活 もなんと3年目に突入です。
いったんは収まりかけたコロナウィルスは、変異型が次々現れ、
感染拡大の勢いが止まりません。
先の見えない状況に不安や心配、ストレスも溜まって、
気持ちもぐったりしてしまいます。
そんな時は、心と体の両方に栄養補給する日々のごはんで
ほっとしたいものですね。

「なんちゃって参鶏湯」はゴボウが決め手

体の調整をするために定期的に食べることにしているお粥。
いつもは中華風のお粥が多いのですが、寒さがひとしおに感じる今日は、
あり合わせの材料で参鶏湯風にしてみました。
冷凍庫の在庫品の整理も兼ねて。
本来は丸鶏を使うところ、冷凍保存してあった鶏ガラ、これもまた冷凍してあった栗、あとはニンニク、生姜、葱、牛蒡(これ大事)、乾燥ナツメ、
クコ。この具材でもち米入りのお粥を炊くわけです。
圧力鍋を使うので、調理時間は放置時間も入れて30分くらい。
普通の鍋なら1時間くらい煮込みます。
柔らかく煮えた牛蒡の風味が高麗人参風で、かなり本格的な味になります。
「なんちゃって参鶏湯」ですが、なんとなく「体に良いものを食べている」実感があって、気分はスッキリ。オミクロンも吹き飛ぶような気がします。

画像5おかずは茎ブロッコリーの塩炒め、豚肉と苦瓜の辛味噌炒め。

圧力鍋で作る参鶏湯風お粥のレシピ

材料(ひと鍋3〜4人分)/米1.5合、もち米0.5合、
鶏ガラ1羽分(骨つきのブツ切りや手羽元でもよい)、
塩胡椒、ごま油
牛蒡7〜8センチを2本、栗適宜(むき甘栗でもよい)、葱10センチくらい
薬味類(お茶パックに入れる):ニンニク2片、生姜スライス、クコの実、乾燥ナツメ


①鶏ガラはさっと洗い、牛蒡はタテに切っておきます。
葱は10センチくらいを長いまま。ニンニク、生姜スライス、クコの実、乾燥ナツメはお茶パックに入れておきます。
②圧力鍋に水を2リットル、米は洗わずそのまま、鶏ガラと材料を全部入れごま油を大さじ2杯くらい入れて、蓋を閉め火にかけます。
沸騰して蒸気でコマが回り始めてから1分で火を止め、そのまま15分放置。
③完全に圧が抜けてから蓋を開け、弱火で5〜6分煮込みます。
普通のお粥よりややもっちりとした仕上がりに。
味つけは薄味で塩と胡椒のみ。
④食べる時、白髪ねぎ、好みで韓国のりを添えて。
副菜にキムチは欠かせません。 

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デザイナー、美術家、料理家。イタリアはヴェネツィアに通い、東京においても小さなエネルギーで豊かに暮らす都市型スローライフ「ヴェネツィア的生活」を実践しています。ヴェネツィアのマンマから学んだ家庭料理と暮らしの極意を伝えます。