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お家で楽しくかしこいこと〜STAYHOMEのおうちスタイルを楽しもう

あっという間に世界中に感染が広がった新型コロナ禍。
このウィルスから身を守る生活も1年が経ち、
私たちの暮らしかたもずいぶん変わりました。
マスク、手洗い、換気等々、ウィルス対策の基本も当たり前の習慣になり、
人との
ディスタンスや会話作法などの配慮も
すっかり身についてきました。

今年になって再度の緊急事態宣言が出され、またもやSTAYHOMEの生活。
特に忙しいわけでもなく、時間はたっぷりあるのに、
不思議なくらい1日があっという間に過ぎていきます。
いつまで続くのか先の見えない生活にだんだん不安や鬱積した気分が
たまり、いわゆる「コロナ疲れ」になっていることも事実です。
モヤモヤしていても時間は同じように過ぎていく。
もう一度気分を明るく切り替えて、
STAYHOMEを元気に過ごす工夫を
したいですね。

#おうちスタイルを楽しもう

家にいるときどんな格好をしていますか?
外出を控え、家にいる時間が長くなり、外との接触が少なくなってくると、
つい気が緩み、気がつけばだらだらとメリハリなく
「寝巻きから寝巻きのようなものに着替えているだけ」という声も
聞こえてきて、思わず我が身を振り返り反省する今日この頃。
こんなに家にいる時間の方が長いのですから、普段着を中心に
手持ちのワードローブを見直してみようと思います。
お金もかけず居ながらにしてできるSTAYHOMEのおうちスタイル
楽しむ実験です。特別に寒い冬、あたたかく過ごす工夫も大事です。

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旅の服装計画のように

旅支度をする時、日数や旅程に合わせて服装計画を立てパッキングを
しますよね。
まずは思いつくまま候補の服をいったんあれこれ広げて、
コーディネートを考えながら着回しのきく服を選び取捨選択していくと
まとまりやすい。おうちスタイルを考える時も同じ。
手持ちの服を並べ、トップスとボトムスで何パターンか基本の組み合わせ
作ります。この組み合わせにさしかえ可能な小物を足してバリエーションを考えておきます。コーディネーションを決めたら、着替えの時にすぐ取り出せるようにトップスとボトムスをセットに揃えて収納しておきます。

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#小さなリフォームは楽しい実験

今まで外出用にしていたアイテムも家で着てみると新鮮味が加わります。
タンスに眠っていたあまり着る機会のなかった服や古い服もひっぱり出して
見直してみます。サイズ直しや繕いもおうち服なら思い切ってできるし、ちょっと派手かなと思う色や柄にもトライできます。
なるべく赤や黄色のきれいなさし色を意識的に使って、おうち時間を明るく
過ごしましょう。
お気に入りの着古したカーディガンにエルボーパッチをつけたり、ボタンをつけかえてみたり。ニットのロングスカートを短くしてレギンスと重ね着
スタイルにしてみたり。簡単にできる小さなリフォームを試してみます。
そしてどうしても着ない服だとわかったら、この際見切りをつけて処分し、
クローゼットを整理するチャンスとしましょう。

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#あたたかく過ごすポイント

あたたかく過ごすためのポイントは首元、手首、そして足元です。
マフラー、アームカバー、厚手のソックスやソックスカバー、
ルームシューズ。
これら小物はあたたかいばかりでなく、
楽しいアクセントにもなります。
首元にはフェイクファーの端布で小さめのマフラーを作ってみたり、
手首には本来はレッグウォーマーとして使うニットをアームカバーにして
います。PC作業中の手元もあたたかく過ごせます。
足元はすべり止めラバーがついたソックスカバーが活動的で動きやすい。
いくつか揃えてコーディネートを楽しみます。
大きめのストールも、はおったりひざ掛けにしたり、あたたかいだけでなく
ゆったりくつろぐ気分になります。

#ご近所スタイルも楽しく

STAYHOME生活でも、生活に必要なスーパーへの買い物や
気分転換のお散歩などに出かけます。
どうせマスクをしてるしどうでもいいや、とだらけてしまわず
ご近所スタイルも、それなりに楽しみたい。
冬場はコートを着てしまうので、全体の見た目があまり代わり映えがしないので、ここでもマフラーや帽子など小物で変化をつけます。
もちろんコロナ対策も万全に。
外出時のマスクは、不織布マスクとウレタンマスクを2重にしています。
カラーバリエーションのあるウレタンマスクは、帽子の色に合わせたり
できるので、マスクカバーのような使い方をしています。
洗って使えるマスクは、家族のものと区別できるよう、自分用に小さな目印をつけておきます。

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新しい服を買いに出かける機会も少ないし、そもそもコートなど大物の
外出着を新調する気にもなりません。
その代わり靴下や手袋などの小物、特によりどり3点選べて1000円というのならふだんの買い物ついでに買えて、ちょっとした気分転換にもなります。
この冬唯一新しく買ったのは、無印良品のシンプルで薄手のノーカラー
ダウンベスト
。家の中で着てもいいし、手持ちのダウンコートの色とお揃いのネイビーを選び、重ね着にして散歩スタイルのアクセントにしています。

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#おうちスタイルのスキンケア

思いもよらない長いSTAYHOME生活になりました。
コロナ対策として身についた手洗いや消毒の習慣手洗いや消毒についての記事はこちら)はもちろんですが、家で過ごす時間が長くなって変化したのが、お化粧や肌の手入れなどなどの習慣です。
まず何よりもすっぴんで過ごす時間が長くなり、マスクをするので
色つきのリップクリームではなく無色のリップバームかワセリン。
もともとシンプルなスキンケアでしたが、いよいよニベアとベビーオイル(無香料のオイルにラベンダーのエッセンシャルオイルをプラス)、
無印良品のオールインワンジェルの最少アイテムが基本になりました。
いつの間にかたまっていたもらいもの、試供品のフェイスパックシートも
惜しげなく使ってみることにします。夜テレビを見ながら美容タイムです。
唯一のメークは眉。出かけなくても眉だけは薄めのアイブロウで
整えるようにしています。オンとオフの気分の切り替えになるように。

頻繁な手洗いやアルコール消毒による手荒れには、
尿素配合のハンドクリームが欠かせなくなり、マニキュアはほとんど
しなくなりました。その他肌のトラブルはワセリンと
皮膚科で処方してもらうアズノールを使っています。

#STAYHOMEは暮らしをシンプルに見直すチャンス


私たちの世代、STAYHOME生活をうまく利用して
白髪染めヘアカラーをやめ、グレイヘアに移行した友人も
少なくありません。
ヘアカラーのストレスから解放され、楽になったといいます。
私も今までずっとこまめに自分でヘアカラーをしていたのですが、
素敵な髪色のおしゃれな友人に、より簡単なむら染めのテクニックを
教わり、約1年かけて白髪が目立ちにくい明るめの髪色
落ち着きつつあります。
やっぱりヘアカラーの回数も使用量も減って楽ちんです。

こうしてみるとSTAYHOMEの生活は本当に必要なものが見えてくる
「暮らしをシンプルに見直すチャンス」なのかもしれません。

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おうち時間を工夫で楽しく

デザイナー、美術家、料理家。イタリアはヴェネツィアに通い、東京においても小さなエネルギーで豊かに暮らす都市型スローライフ「ヴェネツィア的生活」を実践しています。ヴェネツィアのマンマから学んだ家庭料理と暮らしの極意を伝えます。