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キレイなのには 理由がある ~大変フツーの 新しい生活 その 89 ~

一般的に 
「年を経ると 部屋が だんだん散らかってくる」
らしい。

若いときは マメに片づけるが
年とともに それが だんだんと おっくうになり
結果 
整理整頓が おそろかに なるという。

しか~しっ
ワタシに限っては どういうワケか
年とともに
どんどん 片づけ度が 増している。

前世紀 つまり 子供の頃。
片づけなさいと よく 怒られたものだ。

読んだマンガも そのまま
ほったらかし。
ワタシの散らかした マンガの単行本を
見て キレた父親が
庭で 焼いてしまったコトも ある。

ちなみに
焼かれたマンガは
片づけ上手な姉の本 だったけどね
(姉様 その節は 申し訳ございませんでした)。

しかし 
結婚してからは
「こりゃイカン」と
こまめに 片づけるように なった。

主人が キレイ好きだったのもあるけど
新居が 彼の蔵書に比べて ものすごく狭い。
本棚は 廊下にも置いてたけど
それでも 足らず
床の端の壁沿いは すべて 本だった。

何とか収納したいっと
引っ越す度に オウチは広くなっていったけど
増え続ける本や趣味のモノには 追いつかない。 
対応すべく どんどん 
片づけ上手に なっていったのだ。 

最終的に 購入した マンションは
「何で 二人暮らしで こんなに広いトコ住むの」
と 人には 散々言われたよ。
でも
我が家ならではの事情なのは 言うまでもない。

広い部屋は 収納も 広い。
おかげで モノが全て 収納できる という
夢の暮らしが 実現してるんだよ。
主人も 蔵書を増やさないよう
年に 1・2度 いらなくなった本は
段ボール箱に入れて 古本屋に送ってるし
(それでも ジワジワ増えてはいるが)。

増えていくモノに対して
片づける技術が 上がっていくのは
自然 というか 必然。
いつの間にか
主人のキレイ好きを 
追い越してしまったらしい。

で 先日のこと。
ふとした会話で 片づけのコトが 出たのだ。

ワ「そういや ワタシって 年経ってグータラになるどころか
 どんどん片づけるように なってるよねぇ」

自分としては 年齢を言い訳にせず
キチンとしているのだっ と 思っていたんだけど
コレに返した主人の言葉に 納得してしまった。

主「面倒くさいからだろ」
ワ「うっ」

1 モノを使うために 取り出す 
2 使ったあと 別のトコに置く

こうすると 次のコトが 発生する。
3 別のトコに置いたのを 元のトコに 置き直す
 
取り出したモノを 元のトコに戻せば
「3」は 必要なくなる。

コレをするためには 
面倒くさくナイように
かつ キレイに置きやすいように
収納する。
これを 繰り返してるのだ。

なるほど~。

じゃあ モノを 即 片づけるだけでなく
キッチンなども 使用後 キレイに拭き上げてるのは
汚れが溜まったら 掃除が面倒くさい
と。

まぁ キレイな方が 気持ちイイのも あるけれど
基本は 「面倒くさい」。

…………ま まぁ ね。


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