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目立つトコだけじゃ ナイのだ ~大変フツーの 新しい生活 その 97~

ワタシは この日まで
体調に ひっじょ~に 気をつけてた。

睡眠はモチロン
身体を冷やして 風邪などひいたら
大変だ。
食事だって 偏ったりしないよう
バランスよく 野菜をたっぷり。

そうして 迎えた当日。

入り口での 体温検査で 問題ナシ。
問診票にある 体調不良によるいくつかの設問にも
なしっ なしなし ナシ~を 連発。

無事に 治療してもらえたんだよ。

治療。
そう 今日は 歯医者の日だったのだ。
歯茎の弱いワタシだけど
今回は チェックと歯石のお掃除。

大学病院だから
入り口から 担当課までは 遠いし
イロイロ分業されている。

コロナ禍になってから 緊急事態宣言期間中は
事務局やセンセ自身から 診察日振り替えの連絡があったり
再開しても 
毎回 行くたびに 少しづつ 変わってる。

例えば センセの防護服や 換気の方法
いろんな窓口までの経路 などなど
試行錯誤してるんだろう。
コレは 飛行機と 一緒だね。

今回も ちょこっと 変わった部分は 
あったんだけど
一番驚いたのは
センセの顔。

明らかに 疲れてたんだよ。

担当センセとの つきあいは 長い。
そろそろ10 年くらいかな。
いろんなヤブ歯医者にヤられた
ワタシの口腔内を
ずいぶん 良い状態に 持ってきてくれた
恩あるセンセである。

年相応の 落ち着きがあるように
見えるが
実は 割とやんちゃなトコがある
と 思われる。
しかし 患者に対しては 誠実だ。

大学病院だから 
診察だけでなく 研究も平行して やらなければならない。
後輩の指導も ある。
それは 今までも 変わらない。

しかし 今は 違う。
新型コロナに対処しながらの 診察。
口腔内治療なんて
飛沫感染のリスク とっても高いもん。

夏 常時 窓を開放した換気で ものすごく暑い中
ビニールを被ったような
通気性の内 防護服で治療してくれてるときでも
それほど 感じなかった。

今は 定期的に 窓を開放して換気してくれてるし
外気も下がってきてるから
院内の空気は 夏に比べてマシでは ある
(それでも 防護服で暑いと思うけど)。

蓄積疲労なのか 診察以外での研究などなどが
ハードなのかは 分からない。

分かっているのは
センセが 疲労している
というコト。

コロナ禍で 
感染症対策にあたっている 医療関係者が 
とても 苦労しているのは
聞いてる。

でも 大変なのは その方々だけじゃあ ない。
歯医者だって 大変なんだよ。

ワタシにできるのは コロナ禍に関係なく
今までどおり きちんとした歯磨きと
口腔内に異常があれば すぐに伝えるコト。
それしか ナイ。

コロナ禍でなければ
「センセ 疲れた顔 してるね
 忙しいんですか~?」
と 聞くけど
今は 飛沫を飛ばさないコトが
センセを守るコトに なるから
会話は 最低限にしなくちゃなんない。

センセからの質問に ただただ答えて
治療してもらって 
次回の予約をして 終わったよ。

会計のトコへ行くと
「できましたら アンケートにご協力 お願いします」

記名式ではなかったけど
「非常によい」を
連発しといたよ。

医療関係者は 疲弊している。


 

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