今更人に聞けない四字熟語vol.6「明鏡止水」「虚心坦懐」
「明鏡止水」(めいきょうしすい)
【意味】
『明鏡』はきれいに磨いた鏡のこと、『止水』は静止した水をいいます。
つまり、一点の曇りもないまでに磨き上げられた鏡や静止して揺るがない
水面のような研ぎ澄まされた心境であり、邪念がなく澄み切った心をさします。
【語源】
由来は諸説ありますが、「淮南子(えなんじ)」という、中国の思想書に「明鏡」と「止水」が記されています。「澄みきったもの」という似た意味を持つ2つの言葉を組み合わせて、のちに「明鏡止水」という四字熟語が生まれたとさ