病床で喫茶店を開きたいと思った。
喫茶店を自分で開きたいな。
病床でそんな事を考えた。
休職し入院している今、読書や珈琲を嗜むくらいしか楽しみがない。
時間があるから考えるのだろうか。
私が本当にやりたい事って何?
と考えてしまった。
学生までは研究者になりたいと思っていたし、
数ヶ月前までは僧侶になりたいと思っていた。
それにしては喫茶店は突飛な発想だなと思われるだろう。
しかし、これには理由がある。
自分の人生を振り返った。
私の性質は好きな事しか続かない。嫌いな事は全くできないのだ。
そして人生のなかで主に長く続いてきたものといえば、、、
勉強と珈琲
になった。
珈琲に関しては自宅でバリスタをするまでではないが、細口ケトルで珈琲を入れている。
また、喫茶店巡りも好きで美味しい珈琲を探し求めているのが日常だった。
珈琲を飲みながら、煙草を嗜み読書をする。
それが休日の習慣だった。
煙草が吸える店というのは最近とても少ない。
個人経営の喫茶店が殆どだ。
故に、喫茶店の雰囲気がどこのお店も違っていて見ていて楽しかった。
やっぱり喫茶店好きだなぁ。
と確信したのだ。
それで時間もあることだし、もし喫茶店を開業するとしたら、どのような手順と経営方針が必要なのか考えてみた。自分なりに調べてみたところ、
1.開業の手順は?
①資格をとる(食品衛生責任者は必須)
②資金を集める
③珈琲に詳しくなる
④開業に必要な書類の提出方法を知る
が必要であると考えた。
①は1日で簡単にとれるものらしい。たぶん大丈夫。
②これが難題なのだ。もう1番最後にいくらかかるか分かってから考えることにした。
③退院したら自宅でできるバリスタセットを購入し、豆について知識を蓄えようと思う。
④本格的に開業に向かうとなる段階で調べようと思う。
2.経営方針は?そして喫茶店として必要な事は?
①ターゲット層
②価格
③営業形態
④雰囲気
①喫煙可能店にしようと考えている。自分自身は禁煙したが、喫煙者の時は喫煙可能店の少なさに驚いた。故に需要があると考える。また、元々喫煙者でもある為、長時間煙草の煙を浴びていても気にならない。
②立地によると考える。珈琲の種類によって金額を細かく決めたいと思う。
③ここがもっとも重要だ。なんせ金銭面で稼がないと店を存続する事ができない。故に昼は喫茶店夜はBARとして経営したい。
④雰囲気は自分の世界観を詰め込みたい!!!なにより雰囲気は大切だ。喫茶店の良し悪しは雰囲気で決まると言っても過言ではない。
以上が入院中のベッドで思いつき、考えたものだ。
私の世界観かぁ。心にはおどろおどろしい部分もあるけれど、喫茶店の頭の構想は緑豊かに落ち着ける空間を作りたいな。
本格的にやるとなると、復職してお金を貯めるのがベストだ。
こうやって考えた事を書き留めるのも、目標達成に一歩近づけた気がする。
とりあえず、退院したら喫茶店で珈琲を飲もう。
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