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【闘病828日目】2023年9月28日の生存報告【白血病】

 化学療法28日目。ここ数日は体調が優れない。しかも明確な原因がわからないのが質が悪い。原因がわからないことには対策の打ちようもないし、「〇〇だから仕方ない」と切り替えることも難しい。願わくば早めにこの波が去ってくれることを願うばかり。

▶体調の変遷

▷血球推移

 血球値はじりじり踏ん張ってくれている感じ。これまで28日間も連続して抗がん剤を服用したこともなく、血球の推移がどうなるか心配だったが、ドナー由来の血球が非常に優秀なようだ。移植前は化学療法後、血小板の値が今の数値になるまで1か月かかることも少なくなかった。移植は辛かったが、そういう意味では体の芯の部分が強くなってくれたのかもしれない。ドナーに感謝。

▷体調の変化

 冒頭に書いた通り、明確な原因は不明だが体調不良が続いている。主な症状としては、倦怠感、眠気、食欲不振、食後の吐き気などがあげられる。
 倦怠感と眠気は特にひどく朝起きて朝食を何とか食べたあたりで1度スイッチが切れたように体が重く感じる。そのまま昼食までぐったりしてしまい、運動していない分エネルギーが消費されていないからなのか昼食が食べられない。多少口に入れると今度は吐き気がやってくる。吐き気を紛らわすために横になっていると気が付けば夕方になっており、おなかにものが残ったような異物感を抱えたまま夕食をとる。当然食べられない。食事量は通常時の2,3割程度しか食べられていない。

 先生達にも相談してみたものの、恐らくは血球の値が低いことが要因ではないかという予想だが、イマイチ確信めいたものがないので様子を見るしかないかというのが現在の判断。せっかく体重が徐々に増えてきていたのに、また元に戻ってきた。そしてこうも体が辛いとリハビリも難しい。

▶雑記

 原因がわからない体調不良が続いてはいるものの、もうじき今回の抗がん剤治療が終了する。昨日は効果測定のため骨髄検査を行った。今回はMRD測定までの精密検査ではなく、病院側でできる範囲の検査になるそう。
 ベネクレクスタ+ビダーザの化学療法、初期の急性骨髄性白血病に対しては効果が高いとされる治療の代表的なものを今回は行った。この成果が良好であれば継続しつつドナー候補を探していくことになる。逆に成果がみられなければ別の選択肢も踏まえて再検討の流れになるだろう。鬼が出るか蛇が出るか、気になるところである。

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