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【備忘録】白血病って?(R3.7.9時点)

⇓⇓⇓前回はこちら⇓⇓⇓

 前回は白血病ってどういう病気のことをさすのかを勉強したので、今回はその治療のステップについて調べて行こうと思います。例により備忘録です。

 そして特別記載がない限りは、私が患っている『急性リンパ性白血病』に関して、私が主治医の先生から受けた説明及び資料をもとに記載しておりますので、すべての同じ病気の方に共通するかどうかについては不明ですので予めご了承ください。

 ちなみに、こういったがん治療に関するガイドライン等は、一般社団法人 日本癌治療学会のHP上でも確認できるようです。

 私自身、白血病にならなかったら絶対に検索しなかったであろうワードでしょう笑 これも貴重な経験ですね。

白血病になったらどんな治療するの?(しているの?)

 『化学療法』という抗がん剤などの投薬治療が最も一般的であり、これが大きく4段階に分かれるようです。

 そして、これよりも強力な治療方法が『同種造血幹細胞移植』です。

 一度にすべてを記載すると僕自身も見返す気にならない量になりそうなので、現在までに治療を受けた①ステロイド療法、現在受けている②寛解導入療法についてのみ今回は記載します。

①ステロイド療法 (R3.6.25〜R3.7.1)

 ◯ステロイドホルモンを1週間投与

 ◯腰椎から脊髄腔に針を刺して抗がん剤を投与(=髄注)

 その他、期間中に各種検査を行い、病状の更に細かい判断を行い、今後の治療スケジュールを設定する。

 この療法はすでに終了。体感した副作用としては、体の火照り(特に膝下)、血糖値の上昇、睡眠の質、量の低下がありましたが、吐き気やめまいについては比較的穏やかなものでした。

②寛解導入療法 (R3.7.2〜現在)

  寛解導入療法を開始する前の私の体の中では、白血病細胞が増加し、本来あるはずの正常な血液細胞が減少してしまっている状態です。

 ここに抗がん剤を用いた治療を施すことで、白血病細胞を目立たなくし、正常な造血が回復する状態を目指します。このような状態になり、末梢血や骨髄を顕微鏡で検査しただけでは異常がわからなくなる状態を『完全寛解』といいます。

 寛解導入療法では、数種類の抗がん剤を利用します。約4週間の期間の内に、上記の抗がん剤を決められた方法で投与し、約90%の患者さんが完全寛解に導入されると予想されるそうです。この状態を『第一寛解』と言うそうです。

 今の私が目指すのはまずはここ、第一寛解です。約90%という数字がとても恐ろしく感じますが、こればっかりは自分がこの枠内に入れるよう体に頑張ってもらうしかありません。

 そうじゃない時は…主治医の先生と相談になるのでしょう笑

 (蛇足)化学療法による副作用

 ここでふと「副作用ってなんで起こるんだろ?」ってところが気になったので、蛇足的ですが調べてみました。

 化学療法は、抗がん剤を用いてがん細胞を殺傷する治療ですが、がん細胞だけでなく、正常な細胞にも影響が及びやすく、副作用が大きい傾向があります。
 がん細胞に対する殺傷能力に優れる一方、腸や皮膚、毛根、骨髄など、活発に増殖する正常細胞にも影響が及びやすいというデメリットがあります。主な副作用に、吐き気・嘔吐、脱毛、骨髄抑制などが挙げられます。 適切な治療や日常生活における工夫でこれらのつらい副作用を和らげることが重要です。

Pfizer Japan HP「がんを学ぶ」がん薬物療法とは より抜粋

 蛇足も終えたので、続きの療法についてはまた今度。。。