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【備忘録】白血病って?(R3.7.2時点)

 『急性リンパ性白血病』の診断から始めたnoteへの投稿ですが、「白血病ってなんじゃい?」というのが今の私の認識です笑

 そんなわけで、今回は備忘録的に白血病について調べたことを書いていこうかと思っております。(投稿前に先生に見てもらったほうがいいかな?)

白血病って言われても…?

 最近で言えば水泳の池江璃花子選手『急性リンパ性白血病』の診断からわずか1年半ほどの期間で現役に復帰するというニュースが記憶に新しいですね。

 それ以外で思い出せるのは、随分前のドラマ?映画?ですが、『世界の中心で、愛を叫ぶ』がありますね。

 とまぁ思いつくのはこのくらい、僕にとってはまったく身近な存在ではなく、『なんかやばい病気』てな感じのもんです。ついでに言えば、ドラマやニュースで取り沙汰されるような『ドラマティック』な存在感すら感じています。

『OK,Google 急性リンパ性白血病 とは?

 と意気込んで検索したものの、学術用語満載で「ふんふん、わからん」といった感じでした。とりあえずもっとふんわりした部分から形を捉えていきましょう。
 国立がん研究センターがん情報サービスによると、

 血液の中にある血液細胞には、外部から体内に侵入した細菌やウイルスなど異物の排除などを役割とする白血球、酸素を運搬する赤血球、出血を止める働きがある血小板があります。これらの血液細胞のもとは造血幹細胞(ぞうけつかんさいぼう)と呼ばれ、骨の内部にある骨髄(こつずい)で生成され、増殖しながら分化(未熟な細胞が成熟した細胞になること)して血液細胞がつくられます。

 とあります。これが血液が作られる流れのようですね。言われてみれば血液はどこでできてんだって話なので1つ納得です。次に、

急性リンパ性白血病/リンパ芽球性リンパ腫(ALL/LBL:Acute Lymphocytic Leukemia/Lymphoblastic Lymphoma)は、白血球の一種であるリンパ球が幼若な段階で悪性化し、がん化した細胞(白血病細胞)が無制限に増殖することで発症します。

 これにより、造血幹細胞からリンパ球が分化する流れで血液細胞が異常を起こし(=白血病細胞の発生)、それが体内で無秩序に増加し、本来作られるべき健康な血液細胞が作られなくなることが『白血病』の原理のようです。

 じゃあ正常な血液細胞はどうなるの?ってのが気になったのですが、正常な細胞は『アポトーシス』という自壊プログラムのようなものがあり、体内で一定の数量を維持するよう設計されているようです。細胞すごい!

 しかしこの白血病細胞はそういったものがないようで、増殖を始めると体内で無限に増殖するようです。

 そしてこの白血病細胞が増殖する場所(=病巣?)により病名が更に細分化。

白血病細胞の種類は同じでも、主に骨髄で増殖するものを急性リンパ性白血病、リンパ節などリンパ組織で増殖するものをリンパ芽球性リンパ腫といいます。

 私の場合、骨髄中の白血病細胞が25%の割合を超えており、『急性リンパ性白血病』としての診断となったようです。こちらの病気は主に6歳以下の小児に多く、成人の1年間の発症率は10万人に1人程度だそうです。

 私の住んでる地域(大分県佐伯市)の人口が約7万人、それよりも更に小さな可能性を引き当ててしまったようですね。どうせなら宝くじが良かったな笑

 ちなみにこの1/100,000(=0.001%)ってほかにどんなものがあるのか調べてみた所、『四葉のクローバーができる確率』が同じくらいみたいですね。急に可愛らしくなったな笑

 ちなみにジャンボ宝くじで夢を掴む確率は…0.000005%!

【笑うメディア クレイジー 2014年の記事より】

 頑張って病気を直して頑張って働こうと思います…笑

ちなみに、以前書いた記事【体験談】リンパ節生検は腫瘍のリンパ節内の白血病細胞の割合を検査するためのものでもあるようですね。

 当初先生方は首筋の腫瘍がかなり目立っていたので、『リンパ芽球性リンパ腫』ではないかとの予想のもとに検査を進めていたのではないかと思います。

 その後、骨髄穿刺検査にて骨髄中の白血病細胞が多かったことにも驚いていた様子でした。(当時の私にしてみればなんのこっちゃでしたが。。。)

白血病にかかったらどうなるの?

 症状の原因は大きく2つに分類され、骨髄で白血病細胞が増加することによって、造血機能が低下し、正常な血液細胞がつくれないために起こる症状と、白血病細胞が臓器に浸潤(しんじゅん)することで起こる症状があります。急性リンパ性白血病は特に中枢神経系(脳と脊髄)に浸潤しやすく、頭痛や吐き気・嘔吐(おうと)などの症状に注意が必要です。

 これらについては現時点では実感がありません。今回みたいに病気が発覚せず、通常の生活を続けていた場合にこういった症状が出るようになっていたのかもしれないですね。

そもそも何が原因で白血病になるの?

 発症の原因の多くは不明です。一部にはフィラデルフィア染色体などの特徴的な染色体異常やその他の遺伝子の変異が白血病発症の始まりとなる場合もありますが、これらの変異が起こる原因は明らかになっていません。そのため、発症にかかわる危険因子や予防法も明らかではありません。  

 これは病状説明の際にも私の母が先生に質問した際にも同様の回答をいただきました。母としては自分たちのせいなのでは、というところに責任を感じていたようでしたが、そうではないようですね。仮にこれが遺伝でによるものであっても、ここまで立派に育ててくれた両親には感謝しかないです。

 私自身も、自分の娘に遺伝するのでは、という可能性が怖かったですが、現時点ではそういうわけではないということもわかり一安心です。

 これ以外にも国立がん研究センターがん情報サービスには様々な情報がありましたが、今回はこれまでにして、今後も自分で気になることを調べた際に、順次加筆・修正していこうかと思います。