部活ノート

中高の部活には「部活ノート」が存在した。
メニューや感想、反省点、気づいたことなどを"毎日"記すものである。いわば日記だ。

片付けをしてるとき、それを見つけたので開いてみた。合宿のときと病んでるとき以外はいうまでもなくほとんど書いてない。
合宿のときは顧問やコーチに"提出しなければならない"から、病んでるときに書くのは「私は困っている。可哀想でしょう?」とアピールするため。ずいぶん自分勝手な日記である。

そんな自分勝手な日記にも、顧問やコーチは一人ひとりに向けてコメントをくれる。絶対に暇じゃないのに、一人ひとりに書いてくれる。コメントを読んだ日は、ノートを書く。目標は三日坊主。

中学のとき、ノートをめぐってコーチと揉めたこともあった。コーチはキャプテンだけにノートを書くようにいい、交換日記のようにやりとりしていた。
その直後にあった大会は散々な結果で、コーチはキャプテンひとりだけを褒めた。他のチームメイトから見て、キャプテンが伸びたようには見えなかったし寧ろ足を引っ張っていたように見えた。それでもコーチは自分を正当化するために彼女だけを褒め、「お前らも書け」と言い私たちを突き放した。私はもちろんノートを書かなかった(合宿と病んでるときを除く)。
私は今でも当時のコーチとキャプテンが嫌いだ。

見返すと面白いものではあるが、部活ノートは要らないと思う。
んー、なんか、ネガティブだなあ、、、、

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