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【開催レポ】Kagoshima Lovers Meetup vol.6「首都圏から鹿児島市に関わるってどういうこと?-KAGOSHIMA LOVERS ACADEMY の場合-」

こんにちは!首都圏と鹿児島市をつなぐオンラインプロジェクトKagoshima Lovers Project運営事務局です。

2021年2月27日(土)に開催したオンライントークイベントKagoshima Lovers Meetup(かごしまラバーズミートアップ)vol.6。
最終回である今回は、昨年12月に修了した全5回の連続講座「Kagoshima Lovers Academy」受講生のうち7人に登壇して頂き、アカデミーを通して知った今の鹿児島市、ローカルプレーヤーとの出会い、そして、そこで得たものとこれからの展望についてプレゼンをしていただきました。
年齢も経歴もバラバラの7人は、鹿児島市をどう捉え、自分の未来とどのように結びつけていったのでしょうか。

当日は首都圏を中心に40名の方々にご参加いただき、イベント終了後は「2時間があっという間だった」「各プロジェクトに実際に関わりたい」といった嬉しい声がたくさん寄せられました。

そして、今回は鹿児島市の下鶴市長もフル参加!
参加者の方々と一緒にオンライン上でそれぞれの発表を聴き、各プロジェクトへの応援コメントやプレゼンターとの掛け合いなどもありました。

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Kagoshima Lovers Meetup vol.6 当日の様子をお伝えします!

【1】開催概要

開催日時:2021年2月27日(土)20時00分~22時00分
開催方法:ZOOMでのオンライン開催
参加費:無料
参加対象:首都圏在住者を中心に県外から鹿児島市と関りを持ちたい方
当日の内容:
 ・オリエンテーション
 ・チェックイン(自己紹介)
 ・Kagoshima Lovers Project の紹介
 ・首都圏発!Kagoshima Project プレゼンリレー(前半)
 ・グループディスカッション(前半)
 ・首都圏発!Kagoshima Project プレゼンリレー(後半)
 ・グループディスカッション(後半)
 ・市長コメント
 ・Kagoshima Lovers Map の紹介
 ・クロージング

【2】Kagoshima Lovers Project とは?

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Kagoshima Lovers Project(かごしまラバーズプロジェクト)とは、鹿児島市が実施する鹿児島市シティプロモーション戦略ビジョンの一環として、首都圏で暮らしながらも何か鹿児島市との関わりを持ちたいという方を対象にしたプロジェクトです。令和2年度は以下2つのコンテンツを通して、首都圏と鹿児島市とを結ぶファンコミュニティづくりに取り組みました。

(1)Kagoshima Lovers Academy(かごしまラバーズアカデミー)
9月下旬から12月までの約3ヶ月間、全5回のオンライン講座を通して、今の鹿児島市を知り、仲間をつくり、そして自分が「やりたい」と思える最初の一歩を踏み出しました。
(2)Kagoshima Lovers Meetup(かごしまラバーズミートアップ)
「鹿児島市の今の様子を詳しく知りたい」「首都圏で鹿児島仲間とつながりたい」そんな方々が集う2時間のオンライントークイベント。2020年7月〜2021年2月の間に全6回開催しました。今回2月27日(土)に開催したKagoshima Lovers Meetup vol.6が最後の開催となりました。

※オープニング動画はこちらからご覧いただけます!

【3】首都圏発!Kagoshima Project プレゼンリレー(前半)

※前半プレゼン動画はこちらからご覧いただけます!

<前半発表プロジェクト>
①鹿児島をきっかけにゆるやかにつながるコミュニティKAGONNECT‼︎
②ワーケーションを通して鹿児島で活躍する人達と繋がる鹿児島お近づきProject
③鹿児島で好きを極める、インスタでのヤギ情報発信活動ヤギカメラマンプロジェクト

前半は上記3つのKagoshima Project がプレゼンを行いました。では、それぞれのプロジェクトの発表をみていきましょう!

①鹿児島をきっかけにゆるやかにつながるコミュニティKAGONNECT‼︎

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プレゼンター:うっちーさん
KAGONNECT!!は「鹿児島」をきっかけに、場所を越えて、ゆるやかに、長くつながるオープンでフラットなコミュニティ。その立ち上げメンバーであるうっちーさんは、観光以外での鹿児島市とのつながり方に目をつけ、そこをつなげていきたいというのがKagoshima Lovers Academy に参加したきっかけでした。実際に客観的に外からつなぐよりも、自分も混ざりながら共有した方が面白いと感じたうっちーさんは、仲間とKAGONNECT‼︎を立ち上げます。活動内容としては「東京で西郷さんゆかりの地をめぐるツアー」「オンラインで故郷を語れるイベント」「KAGONNECT‼︎料理部」などがあり、メンバーが自発的にやりたいことをゆるくやっていくことを大切にしています。今後、仲間も募集していくそうです!!

②ワーケーションを通して鹿児島で活躍する人達と繋がる鹿児島お近づきProject

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プレゼンター:こうだいさん
こうだいさんは、鹿児島を早く出たくて上京するものの、上京してから鹿児島に対する思いに気がつきKagoshima Lovers Academy に参加しました。現在ワーケーション真っ只中であり、観光ではない鹿児島を楽しみたいという思いの元、
自ら様々な場所と人とつながっています。その中で自分の知らない鹿児島をたくさん知り、もっと自分の周りの人に単なる観光ではない鹿児島の魅力を発信していきたいと考えています。鹿児島Loverとして鹿児島市とその他の場所をゆるくつなげる存在を目指し、現在のリモートワークを大いに活用し、他拠点生活で地元鹿児島を盛り上げていきたい。”風の人”として、鹿児島と首都圏を繋いで面白いことに挑戦していくと熱く話しました。

③鹿児島で好きを極める、インスタでのヤギ情報発信活動ヤギカメラマンプロジェクト

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プレゼンター:みずきどん
今年1月に東京から鹿児島市にUターンしたみずきどん。そんなみずきどんはヤギが大好き!鹿児島県はトカラヤギの原産地で、ヤギに親しみのない人が多いことはもったいない!と感じていました。そこで「まずはヤギの魅力を知ってもらいたい」という想いからInstagramでヤギカメラマンというアカウントを新設し、日々ヤギの魅力を発信しています。今後の展望として「平川動物公園に通う人を増やすためにヤギ観察会を開きたい!」、「ヤギを骨の髄まで愛するために鹿児島の食文化であるヤギ汁会を開きたい!」、「地域みんなでヤギを飼ってまちづくりに役立てたい!」とヤギ好きを入口に様々な視点から鹿児島市との関わりを熱く、
あくまで自分にできる範囲で、楽しみながら、細く長く続けていくと話しました。参加していた平川動物公園の福守園長からもあたたかいコメントが寄せられました。

プレゼン後は、ZOOMのブレイクアウト機能を活用して上記3つのプロジェクトごとに小部屋に分かれ、参加者も交えたグループディスカッションを実施。どのグループも時間が足りないほど盛り上がり、今後に向けたつながりも生まれた時間となりました。

【4】首都圏発!Kagoshima Project プレゼンリレー(後半)

※後半プレゼン動画はこちらからご覧いただけます!

<後半発表プロジェクト>
①首都圏に居ながら鹿児島を楽しむ方法 アカデミーで感じたこと
②教育×SDGs×ワーケーション@鹿児島市 エデュケーションプロジェクト
③鹿児島×首都圏でのオンラインビジネスマッチング 鹿児島8社×東京8社オンライン交流会
④鹿児島市を楽しみながらドライビング練習 ドライバケーションプロジェクト

後半は上記4つのKagoshima Project がプレゼンを行いました。では、それぞれのプロジェクトの発表をみていきましょう!

①首都圏に居ながら鹿児島を楽しむ方法 アカデミーで感じたこと

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プレゼンター:まこっちゃん
鹿児島市出身で就職のために1年半前に上京したまこっちゃん。当日は大島紬のTシャツを着て、西郷どんのグラスでお酒を飲むほどの大の鹿児島好き。「鹿児島に帰りたい、関わりたい」というモヤモヤを抱えながら生活を送っていた所にKagoshima Lovers Academy に出逢いました。その中で同じように鹿児島へ想いを寄せている方々に出逢い、鹿児島への愛はより深まります。そんなまこっちゃんのテーマは「日常の中でラフに鹿児島を感じる」、「鹿児島の企画に便乗する!」というもの。鹿児島に所縁のある場所を散歩したり、みんなの鹿児島企画に参加する中での感想をレポートや投稿で綴っていきたい。またKAGONNECT‼︎にも所属するまこっちゃんは、鹿児島市に関するクイズ大会も開きたいと今後の展望を話し、クイズが趣味という下鶴市長へのコラボ企画の提案もありました。

②教育×SDGs×ワーケーション@鹿児島市 エデュケーションプロジェクト

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プレゼンター:だーしまさん
4年間鹿児島に移住していただーしまさんは、鹿児島が大好きすぎて今回のKagoshima Lovers Academy に参加しました。そんなだーしまさんが考えるKagoshima ProjectはSDGsを軸とした、オンライン・リアル複合型の親子体験型TRIP&EDUCATIONツアー(略してTRI EDO)。親子連れを対象にオンラインとオフライン両方を掛け合わせた3つの体験型コンテンツ「知る:オンラインツアー」「食す:リアルイベント@東京」「体験する@鹿児島市」を通して、五感を刺激しながら親子で地域を感じてもらうというものです。具体的なツアーのコンテンツやメンバー、実施時期も着々と実現に向けて準備中。今後もだーしまさんのTRI EDOから目が離せません。

③鹿児島×首都圏でのオンラインビジネスマッチング 鹿児島8社×東京8社オンライン交流会

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プレゼンター:こうたさん
鹿児島出身のこうださんは、大学で東京へ。卒業後も東京で約12年間人材業界に身をおいています。
鹿児島の経済に何か貢献したいという思いの元、鹿児島の魅力的な8社と東京の魅力的な8社が集まり交流するPRを主体としたオンラインビジネスマッチングを実施しました。(12月開催)ビジネスマッチング交流会後に契約に結び付いた事例も生まれ、首都圏企業と鹿児島市内企業との関係づくりに留まらず、鹿児島市内の企業同士の繋がりづくりにも寄与しました。アンケートの結果から次回も参加したいという人ばかりで、是非またやってほしいという声が多く寄せられたそうです。これからも引き続き企画・実行を考えているとのことで、今後の広がりが楽しみです!

④鹿児島市を楽しみながらドライビング練習 ドライバケーションプロジェクト

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プレゼンター:さやこさん
鹿児島出身のさやこさんは、将来関東圏と鹿児島でのデュアルライフ生活を送りたいと思い、
Kagoshima Lovers Academy に参加しました。ご自身がペーパードライバーというところから、観光をしながらペーパードライバー克服トレーニングを行う”運転(ドライブ)×休暇を楽しむ(バケーション)=ドライバケーションというプランを提案しました。ドライバケーションが及ぼす効果や、SNSを使って鹿児島市内の交通アンケートも既に実施済みで、運転難易度が高い箇所と対策をまとめています。今後トライアル企画を実施する予定であり、大きな可能性を感じる発表でした。協力者も募集中とのことで、ドライバケーションの今後の動きから目が離せません!

後半についても前半同様、プレゼン後は各プロジェクトの小部屋に分かれてグループディスカッションを行いました。
参加者の方々からたくさんの質問が寄せられ、皆さんの関心と熱量の高さを感じることができました。

【5】市長コメント

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最後に、下鶴市長から今日の場に対してのコメントをいただきました。

【下鶴市長コメント一部抜粋】
全ての時間を通して興味深く聞かせていただきました。どのプロジェクトも鹿児島の魅力を最大限に引き出していたので、私自身もプランの推進、今日お集まりの鹿児島に熱い想いを持って下さっている皆様とのつながりをもっと活かしていきたいと思っています。そして是非、鹿児島市長というコンテンツを使い倒していただきたいと思っています。

上記のほかに、各プレゼンター一人一人への応援コメント、そして参加者へのメッセージもあり、この場で生まれたつながりの発展や、鹿児島市の盛り上がりを感じる時間となりました。

【6】Kagoshima Lovers Map の紹介

今回のKagoshima Lovers Meetup vol.6では現在作成中のKagoshima Lovers Map(かごしまラバーズマップ)~首都圏で暮らしながら、いま最高におもしろい鹿児島市とつながるためのヒント集~の初お披露目も行いました!

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首都圏で暮らしながらも何かしらの方法で鹿児島市との関わりを持ちたいという方を対象としたKagoshima Lovers Mapは、3月下旬より首都圏内の鹿児島関連施設や店舗などで配布予定です。
こちらについては詳細が固まり次第、改めてご案内させていただきます。

※クロージング動画はこちらからご覧いただけます!

【7】参加者の声(アンケートより一部抜粋)

市長がオンラインイベントに最初から最後まで参加されたこと、未だかつて見たことがなく、驚きました。とても背中を押されたと思います。
市長や行政の方々も参加されて建設的な意見を発信されていて、親しみやすさとこの地域は期待ができるな、と感じました。
お話の出ましたカゴネクトは、ぜひ参加させていただきたいです。また、今回登壇された皆さんとも、今後何らかのかたちで繋がって、お話を伺いたいです。
県外や首都圏に住む鹿児島出身の若者だけに照準が合うかと思ったが、単に鹿児島に興味を持つ人や、若者だけでなく世帯(家族)としてのセグメントにも照準を当てようとしている印象を各プロジェクトから受けた。
Mapの作りこみがすごいですね!完成がとっても楽しみです。

お問い合わせ先

ご質問・ご要望は下記へお問い合わせください。

Kagoshima Lovers Project運営事務局
(一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab内)
TEL: 080-2785-4563
E-mail: info@ten-lab.org
営業時間:月~金(9:00~18:00)
主催:鹿児島市
運営:一般社団法人鹿児島天文館総合研究所Ten-Lab

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桜島を連想させる”マグマ“というフレーズは、鹿児島市のまちや人が持つ”熱量”を表しています。
「あなたとわくわく マグマシティ」は、鹿児島市民(赤い糸)と市外の人々(青い糸)が交流する中で、思いを合わせ、わくわくする未来を紡いでいこうという願いを込めた鹿児島市のブランドメッセージです。

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