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PCD参加者の今〜その3〜依田 はるかさん&沖 裕子さん

2020年のPLAY CITY! DAYSも残すところわずか!
天文館で今年やり残したことをやり尽くす企画や谷山でみんなの人生谷あり山あり話を流す企画が生まれるなど、今年もまちに飛び出して楽しんでいます!
来週末は、いよいよ最終回のDAY4。既に一歩を踏み出したチームもこれから一歩を踏み出すチームも、これまでの4ヶ月間を振り返り、称え合います!

第3弾の今回は2020年PCDの天文館の2チームのサポーターであるはるさん、おっきーさんです!
お二人は昨年のPCDで天文館の街なかでディスコを開催したキラキラ天文館チームのメンバーでもあり、まちを歩けば知り合いに話しかけられる、もはや天文館の人といっても過言ではありません。そんなお二人に「昨年のPCDで、何を感じて、その後どうなったか」をお聞きしました!


*普段やっていること

たろう>
お二人とも色々やっているイメージですが、普段どんなことをされていますか?


はる>
神戸在住で鹿児島との2拠点生活をしています。
桜島生まれのおじいちゃんが立ち上げた会社を引き継ぎ母が経営する人材育成・製造管理を行う会社で、事業統括の仕事をしています。
私が入社してから企画部門を立ち上げ、モーニングツーリズムを推奨する企画ブランド運営や鹿児島朝活インスタマガジンの編集、マルヤガーデンズの朝学ガーデンズのディレクションや、個人でも鹿女短の観光の授業の外部講師などもやっています。

おっきー>
月曜日から金曜日はOLをやっています。前は美容室の広告求人をしていました。土日は、はるちゃんとやっているブランドの仕事をしたり、健康や美容のお店とタッグを組んで商品開発・販売をしています。あと、月1ぐらいでカフェで働いてます!笑

たろう>
ホント色んなことをされてますね!
お二人でされているのは、どんなブランドなんですか?


はる>
私のいる会社の企画部門で「good morning」という"朝"にフォーカスしたトラベルとライフスタイルのブランドを立ち上げました。鹿児島支店準備室におっきーが入った感じです。


*PCDに参加した感想

たろう>
去年のPCDに参加してみての感想を教えてください。


はる>
やっぱり、ディスコ出来て良かったなぁ〜。
最初はディスコはさすがに厳しいかなぁと思っていたけど、
これをやり切れたら鹿児島市が変わるのではという期待感、鹿児島市の未来はまじで明るい、これから安心して生きていけるな、(このまちで生きたい!)という想いが湧いてきた。
(これ聞いたら石原さん泣くやろな〜笑)

ディスコ終わった瞬間にテンラボの永山さんから最高な笑顔で握手を求められた。(永山さん…覚えてますか?)
それでゴール出来た!やってよかったんだ!という感じがあった。
まちの人とかPCDを運営している人たちとも交われたのも良かった。
園児たちとのミラーボールづくりも予想外にめちゃくちゃ盛り上がった!

おっきー>
私は土日仕事だったし、去年は対面だったので、なかなか時間が合わなくて、最初のムービーを撮るところから参加できなかった。チームにも申し訳なく思っていて、PCDを途中離脱しようかなと考えていた。
あるイベントで、PCDのサコッシュをしている人がいて、声を掛けたら、キラキラ天文館チームのさとちゃんで、チームに誘ってもらった。
それが嬉しくて、ここで入ったら私もフルギアでやらないと!と思って、チームメンバーのギアを回す役をやろうと思って頑張った。

PCDで一番印象深いのは、解散宣言書を見たとき。すごく悲しかった。卒業式当日の朝のような感覚。ずっと突っ走っていたから解散を意識してなかった。
(石原さん大好き。笑)


はる>
そういえばディスコの時、おっきー、ずっと「終わりたくない、終わりたくない」って言ってたなぁ〜。笑



*PCDでやってたこと

たろう>
ディスコではどんなことをやってたんですか?

はる>
「キラキラ天文館」がテーマで、天文館のルーツを見える化したいという想いがあった。メンバーには年上の人と飲んだり交流するのが好きな人が多くて、そういった中で、昔の天文館はぎゅうぎゅうだったなぁ…という声が多かった。
ディスコなら、昔を知っている人も若い人も楽しめそう、みんながワクワクする空気感を作りたいと思った。
それ自体は、他の地域でもやってたりして革新的なことではなかったけど、天文館でやると怒られるみたいなしきたりをぶち壊そうとなった。メンバーそれぞれの職場でも相談してやってみよう、という感じになった。これだけのメンバーが集まっているので、できないことはない、やってみようという想いで取り組んだ。
メンバーの一人のコネクションで、有馬明治さんも巻き込んで、地元との繋ぎ役・調整をサポートしてくれた。

*PCDで得たもの

たろう>
そんなお二人がPCDを通じて得たものはなんですか?


はる>
めちゃくちゃいっぱいあるけど、やっぱり仲間!あ、おきひろこです。笑
この人とは、一緒に仕事もやれそうだなと、枠にハマらない感覚。企画の時、ミラーボールを園児たちと一緒に作るという革新的なアイデアを出すとか。私も新しい発信の仕方をしたいと思っていて、今後一緒に何かしらするんだろうなと感じた。

チームもゆるい繋がりがあって、今もLINEが動いていて、近況報告とか、活動中にメンバーのファミリーにも会ったり。コロナ前はおっきーともう一人の3人で定期的にあって話したり、裏忘年会やろうと言ったらすぐ集まる感じ。メディアで見たよ!という声を掛けられたりも。プライベートから仕事から、色んな相談できる仲間たちができた。

おっきー>
私も仲間かなぁ〜。
大人になってから友達になるってなかなか無いよね。高校生から50歳の人まで。
「仲間」というよりは、友達・メンバー・・何かうまく表現できないけど。
人の想いとかを受け入れる心持ちをみんな持っていて、そんな環境に身をおけるのが良いな。この人たちには何を言ってもOKみたいな。

はる>
何かで幸福度は、職場と家族以外の繋がりがどれだけあるかというのを見た。そんな感じがあるかな。天文館のまちの人たちの飲みに行った時に、"ディスコをやった人"だと紹介され、認知されているのが嬉しかった。
今でも今年はやらないの〜?とか話しかけられたり、まちに居場所を見つけた感じ。

おっきー>
ディスコのDJのラストを飾ってくれた、DJボスの店にこの間行ったら、去年のディスコの時と同じセットリストを流してくれて、お店にいるみんなと踊った。最初、話を持ちかけた時は、渋い顔をしていたけど、当日楽しんでくれて、今でもそんな風に覚えてくれていたのが、すごく嬉しかった。
まちに想い出が生き続けて浸透していく、まちの思い出作っている感じ。そこに自分がいる感じ。


*PCD参加したその後

たろう>
PCDが終わって、お二人の身の回りとか心境の変化はありましたか?


はる>
2人でプライベートの悩みとかを心許して話せるようになって、仕事でこういうことをやりたい、手伝って欲しいという話になって、なんでも腹割って話せる関係になった
鹿児島で、センスとかペース的にも、変わったことをやろうという感覚的にも、こんなに合う人はいないと思う。おっきーのクレイジーさとの化学反応で何が起きるのかなという感じ。

おっきー>
もしPCDに参加しなかったとしたら、喜入が鹿児島市というのは知らなかっただろうし(笑)、こんなに鹿児島を好きにならなかったし、メンバーやディスコ、PLAYしている自分を自慢したくなる。そんな自分になれて、特に私はすごく変わったかな〜

はる>
みんなそれぞれ変容はあるよね!
私も、仕事の中で鹿児島市の風景写真を取り入れたり、PCDを通して変わったと思う

おっきー>
普通に会社に勤めていると、ふつふつとした想いを発散できる場がないけど、PCDはそんな場になっていて、そんなPCDとか鹿児島市はすごいと思う!
(石原さん、泣いているかなー)

はる>
みぞっちがディスコの時に、外国人とハイタッチしているのを見て、後で知り合いですか?と聞いたら「全然知らない」と言っていたのが印象的だった、市役所の職員としてでなく、一個人として楽しんでくれたのがすごく嬉しかった
あと、室長が日に日にファンキーになっていって、昔の青春感を出してくれているのが面白い!笑

PCDに参加している学生は、市役所職員に対する見方もすごく変わった気がする。
市役所の人たちってこんなに面白いんだ、企画の実現にも相談したらめちゃくちゃ親身になってくれるんだって。
これって市役所内にもすごく貢献していると思う。表彰してあげたい!笑
そんな人たちを見てると、鹿児島市が変わりそうな空気感がある。それを受け入れている市役所もまたすごいなぁ〜。


*今年の参加者に一言

たろう>
それでは最後の質問です。

はる・おっきー>
え〜〜〜!(いいとも風)

たろう>
笑。
今年もサポーターとして参加してくれているお二人から、今年の参加者に一言お願いします!

はる>
チームで中心になって動けた人も、何となく申し込んだだけの人も、いつかPCDのメンバーだったんだと思う日がくるはず。それは明日かもしれないし、1年後かも、5年後かもしれないけど、鹿児島市の中にいたら、何チーム?みたいな会話がきっと生まれてくると思う。申し込もうと思った自分を忘れずに、何かあるぞPLAY CITY!明日もまた鹿児島市で生きていくのだ。
いつでも飲みにいくので誘ってください!

おっきー>
今年の天文館チームには、最初のミーティングで、「必ず4ヶ月後に終わるから、楽しむことを恐れずに最後まで走り抜こうね!」と言っていたけど、それがもう来週かと思うと寂しいなぁ。
だけど、ワクワクすることを恐れず、去年・今年と200人のPCDメンバーが、走り抜けたメンバーがいることを忘れず、これからもPLAY CITY!してください!

もし私がPCDに、このメンバーに出会わなければ、今の自分はないと思う。
これから息苦しくなった時に楽しかった思い出が力になってくれたら良いな。
(でもやっぱり、みぞっち大好き!)


(取材:テンラボ 原本太郎)


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