【一次創作】 【区切りとタイトルの大切さ】
一次創作小説「迷宮遺失物回収業者 ハゲタカ」第三話までなろうに投稿し終えました。
※https://ncode.syosetu.com/n8023il/※
【区切りについて】
一週間に一度くらいのペースで「第○話まで投稿しました」と報告しているわけですが、これは私自身のモチベーションを保つための実際的な理由と、存在を忘れてもらわないための打算的な理由の二つがあります。
【モチベ維持】
モチベーション維持についてですが、私はどうも長期間かけて形を結ぶ仕事が向いていません。
達成感を得られず、遠く水平線にうっすら見える島まで遠泳しているような気分になります。
海流でどんどん遠ざかってんじゃねーのかコレって不安になります。
そのため、長大なプランを細切れにして「とりあえずここまで終わった」という達成感を獲得し、「全体の○%あたりまでは終わった」とゴール地点までの概算をしなければ、モチベーションが保てないのです。
ちなみに一応、本作はもう完結まで予約投稿済みなのでその点は安心……安心なのかコレ?
【打算的理由】
もう一つの打算的な理由は、定期報告をすることで「何やってんだこの人」と好悪どちらでも良いのでとにかく興味を持ってもらうための行為ですね。
また、なろうで読むうえにおいては上述したように「とりあえずここまで読んだら一区切つくんだな?」と読者に暗に提示することが目的でもあります。
ズラリと100部以上が続く大長編は区切りがないと最初っから読むにしても、どこまで読めば話が盛り上がるのかよくわからないのが怖い。
それこそやはり上述したように水平線の向こうの島まで遠泳する気分になります。
書籍単行本はこの点を解決しており、一冊一冊でとりあえず区切りがつきます。クリフハンガーされても区切りはつきます。否応にも以下続刊を待たなければいけません。九年待って完結したウィザーズ・ブレインとかいう作品だってあるぞ。
逆に言えば、この「区切り」をつけずに書籍、コミックス、アニメ化まで持っていった作品は凄まじいです。
読者の心理を鋭く読み、それらに配慮した作品たちと言えます。
【タイトルについて】
なろう系作品のタイトル傾向について今更私が論議する必要はないかと思われます。
書籍ラノベのように美麗なカバーイラストも無く、スマホで隙間時間にサラリと読むことが想定されているなろうではタイトル=ざっくりしたあらすじを提示することで、読者の興味を惹くことが基本スタイルです。
※※※
ただ、一部投稿するごとに、その一部ごとにタイトルがなろうでは付けられます。
ここでいう一部とは、タップなりクリックなりして一つの画面に表示されるテキストのことを想定しています。
アクセス解析ちゃんと見てわかったんですが、この一部ごとのサブタイトル結構重要です。
「え?何が起こったんだ?」とか「ついに話が盛り上がってきたか」というのがわかりやすいサブタイトルの日は明らかにアクセス数が伸びています。
……もっとも、独善的で好きなように書いている作品なので「これはこういうタイトル付けてーんだよ。読まれない?知ったことか!読む読まれない以前にこうしないと続きが書けないんだよ!」という別件で切実な理由が私にはあるので、割と頻繁に抽象的だったりまるで興味が湧かないタイトルつけていることも多いのですが。
何事もまずモチベーションが大切だと思います。何でどうモチベを得るのが個人ごとに違うので、答えはこうだと断言できませんが。
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