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3分で読める本日の注目ニュース(2024年5月29日):  経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・家庭向けの電気料金プランを巡り、規制料金より実際は割高の場合があるのに安くなるかのように表示したとして、消費者庁は28日、中国電力(広島市)に対し、景品表示法違反(有利誤認)で課徴金16億5594万円の納付命令を出した。

 同法の課徴金としては過去最高額。

 同庁によると、中国電力は2022~23年、2種類の電気料金プランで、国の認可を受けた規制料金「従量電灯A」と比べ、「年間1万円お得」などと表示していた。

 実際には、燃料費の変動を反映させる「燃料費調整額」が高くなり、規制料金より割高の場合があった。同庁は昨年8月、再発防止などを求める措置命令を出していた。

 同社は今年4月、規制料金との差額を返金することを発表。対象となる契約は26万件で、返金総額は最大10億円程度の見込み。対象者には、今月から順次案内を送付している。

 同社担当者は「お客や関係者に迷惑をかけ、おわび申し上げる。課徴金納付命令を重く受け止め、再発防止に努める」としている。

芸能ニュース

・お笑い芸人の今くるよさんが27日、膵がんのため亡くなったと所属先の吉本興業より発表されました。高校の同級生だった今いくよさんと漫才コンビ「今いくよ・くるよ」を結成、代名詞となっているギャグ「どやさ」などで人気を集め、一世を風靡しました。

今回、今くるよさんの死因となった膵がんの初期症状・検査法・治療法・早期発見のポイントや何科へ受診すべきかなどを解説します。気になる症状がある場合は迷わず病院を受診してください。

スポーツニュース

・スペイン1部・Rソシエダードの日本代表MF久保建英が28日、パリ五輪の出場断念について明言した。「みんなで話して決まった結論なので、特に僕からは。どうしても行きたかったとか、そういう話でもないですし。クラブが大前提として難しいよ、ということで、僕も納得しているという感じです」と話した。久保は東京Vとの親善試合(29日・国立競技場)に向けて、27日にチームとともに帰国。この日、千葉県内で練習前に取材に応じた。

 久保のパリ五輪出場については、24日の日本代表発表時、日本サッカー協会(JFA)の山本昌邦ナショナルチームダイレクターが「長い時間をかけて、(所属)クラブと継続してやりとりしてきた。現状はクラブから招集できない結論に至っている」と説明。国際Aマッチデーではない期間に開催される五輪は、代表チームに拘束力がなく、クラブの許可が必要となる。

話題のニュース

・栃木県警の「思いやり110番」を実践したとして宇都宮中央署はこのほど、宇都宮市駒生町、介護福祉士熊倉和哉(くまくらかずや)さん(36)と妻の介護支援専門員恵美子(えみこ)さん(36)、長男の陸(りく)ちゃん(3)の親子3人に感謝状を贈った。同様に「思いやり110番」をそれぞれ実践した桜2丁目、教員古河原宣明(こがわらのぶあき)さん(58)、宝木本町、会社員増渕義昭(ますぶちよしあき)さん(62)にも感謝状を贈った。

 陸ちゃんは3月31日夕方、自宅近くを歩いていた高齢女性に気付き、両親に「おばあちゃん迷子になってるよ。おうちに帰れないんだって」と報告した。

 仕事柄、高齢者の対応に慣れていた和哉さんは、女性の身を案じて110番。警察官の到着まで家族で付き添った。和哉さんは「通報しなければ女性は家に帰れなかったと思う。息子がよくやってくれた」と話した。

 高橋修司(たかはししゅうじ)署長は「困っている人がいても見て見ぬふりをする人がいる一方で、声をかけて命を守ってくれた」と感謝した。

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