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3分で読める本日の注目ニュース(2024年1月21日):経済、芸能、スポーツ、話題

経済ニュース

・都営浅草線西馬込駅のホームドア運用開始により、東京都管理の地下鉄全駅でホームドア設置が完了しました。2025年2月20日には、京成電鉄と共同で整備している押上駅のホームドアも完成し、都営地下鉄全106駅のホームドア設置が達成されます。この取り組みは、1989年に三田線高島平駅で始まり、2000年には三田線全駅で完備されました。日本の地下鉄営業路線では初の試みでした。

東京都交通局は「安全対策」としてホームドアを設置し、転落事故の減少に貢献しました。東京メトロ丸ノ内線(2007年完成)と有楽町線(2013年完成)では、ホームドア設置後に転落事故が大幅に減少しています。ホームドア設置には、無線通信を用いた車両とホームドアの連動システムが採用されていますが、車両への機器設置が課題となっていました。

この課題を克服するため、都営地下鉄は世界初のQRコードシステムを導入しました。このシステムでは、車両のドアに貼り付けたQRコードをホームのカメラが読み取り、ホームドアの開閉を制御します。この方法はコスト削減にも貢献し、車両改修費を20億円から約270万円に抑えることができました。さらに、この技術は小田急電鉄にも導入されています。

ホームドアの設置は転落事故を大幅に減少させ、鉄道の安全運行に寄与しています。今後、安全性を高めた新しいタイプのホームドアの登場が期待されますが、コスト増加は普及の障壁となる可能性があります。都営地下鉄のような革新的なアイデアによる低コストでの安全設備普及が、鉄道業界のさらなる発展を促進するでしょう。

芸能ニュース

・TBSは20日、松本人志(60)の芸能活動休止宣言後、初となる「ダウンタウン」の番組「水曜日のダウンタウン」の収録を都内で行いました。この番組では、松本人志がメインMCとして活躍していましたが、今回の収録では彼の不在により浜田雅功(60)が中心となり、和やかな雰囲気で進行されたとのことです。この日の収録は、1月31日と2月7日放送分の2週分で、1月24日放送分までは松本が出演するとみられています。

「水曜日のダウンタウン」は、浜田雅功が進行を担当し、円卓に座った松本人志がゲストと共にVTRを観ながらスタジオでボケやツッコミを入れるスタイルの番組です。番組内容の性質上、松本の代役は設けられていないということです。松本人志は他の番組にも影響を及ぼしており、フジテレビ系の「人志松本の酒のツマミになる話」では10日に収録が行われ、ABCテレビ「探偵!ナイトスクープ」では「局長代行」を置いて19日に収録されました。

松本の芸能活動休止による番組への影響は大きく、今後の動向に注目が集まっています。

スポーツニュース

・スノーボードのワールドカップ(W杯)、FISスロープスタイルの初戦である「LAAX OPEN」がスイスのラークスで開催され、日本の木俣椋真選手が銀メダルを獲得しました。男子決勝には、國武大晃選手(ブックオフ)、木俣椋真選手(YAMAZEN ROCK THE KIDS)、木村葵来選手(ムラサキスポーツ)の3名が出場しました。得点はベストラン方式で決定され、木俣選手は2本目の試技で首位を獲得しましたが、最終的にLiam Brearley選手(カナダ)に得点を抜かれ、2位でフィニッシュしました。木村葵来選手は7位、國武大晃選手は12位でした。3位はSpalding Cameron選手(カナダ)で、カナダ勢の活躍が目立ちました。

木俣椋真選手の銀メダル獲得は、日本のスノーボード界にとって重要な成果であり、彼の演技は以下の通りです:
1. CABオン270オフ (5.75ポイント)
2. FSリップスライド630コークオフ(9.00ポイント)
3. FS1080(3回転)インディ(8.25ポイント)
4. BS1620(4回転半)メラン(8.40ポイント)
5. SWB1620(4回転半)メラン(9.40ポイント)
6. BS540インディ-BSボードスライド(9.05ポイント)

セクションポイントは合計49.85ポイント(最大60ポイント)、オーバーオールポイントは35.46ポイント(最大40ポイント)で、合計85.31ポイントを獲得しました。この結果は、日本スノーボード界にとって大きな成果となり、今後の国際大会での日本選手の活躍に期待が高まっています。

話題のニュース

・ファミリーマートが2023年12月に発売したスウェットが、SNS上で好評を博しており、売り切れる店舗も出るほどの人気を見せています。このスウェットは、ファッションデザイナーの落合宏理さんと共同開発された「コンビニエンスウェア」ブランドの製品で、「いい素材、いい技術、いいデザイン」をコンセプトにしています。スウェットは、トレーナー、パーカー、パンツの3種類で、毛羽立ちが少なく肌触りの良いヘビーウェイトなUSAコットン素材を使用している点が特徴です。

SNSでは「着心地が良い」との声やコストパフォーマンスの高さを評価するコメントが見られ、売り切れの店舗が出るほどの反響がありました。ファミリーマートによると、スウェットの販売は「想定以上」の売れ行きで、再入荷については今後検討するとしています。また、コンビニエンスウェアは今後も親和性のある商品展開を進める計画で、商品バリエーションの拡大を目指しているとのことです。

このスウェットの成功は、コンビニエンスストアが新たなファッション市場に進出していることを示しており、今後の商品展開に注目が集まっています。

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